Will Be 1100万人への道[48]
3月20日に開幕したヤマザキナビスコカップ。
リーグ戦開幕2連敗を喫した浦和レッズは、カップ戦でも不調を引きずっていた。
第1節、埼玉スタジアムで行われた浦和vs神戸戦では、浦和レッズの不甲斐ない戦いぶりに大ブーイング。
しかも「We Are REDS!」の掛け声をボイコットし、クラブと浦和フーリガンとの溝を深めてしまった。
第2節のvs京都戦@西京極では、新潟から移籍した新外国人FWエジミウソンのハットトリックで
浦和フーリガンを喜ばせたものの、運悪く同点に追いつかれた。
ところが、事態は別の所にあった。
ワタクシの指摘した事態とは、浦和レッズの不調より驚いた事態。
第1節は3月20日(春分の日)、第2節は3月23日(日)と行きやすい日に設定されているにもかかわらず、
観客動員が伸び悩んでいる。
第1節>合計:97171人(平均:12146人/平均越え2試合)
最高>浦和vs神戸@埼玉(33392人)
最低>柏vs札幌@柏の葉(4838人)
第2節>合計:74188人(平均9274人/平均越え5試合)
最高>京都vs浦和@西京極(13332人)
最低>札幌vs川崎@室蘭(5387人)
これは異常だね。
休日と日曜日に行きやすい日に設定しているにもかかわらず、この観客動員はどうよ?!と思う。
深刻なのは浦和絡み。
浦和レッズの浦和フーリガンは、ホームでもアウェーでも熱心に会場に駆けつけ、
会場は常に赤いオバケ状態と化している。これは有名。
なのに、リーグ戦だと6万人と常に超満員にしている埼玉スタジアムで約半分しか入っていない。
これは異常だ。
これは深刻すぎると思う。
リーグ戦と違い、カップ戦の位置づけは中途半端すぎる印象が強い。
国立霞ヶ丘で行われる決勝戦は超満員を記録しているだけに、
予選リーグでの存在意義が大きく問われる。
カップ戦のあり方を見直したほうがいいのでは。