Will Be 1100万人への道[46]
Jリーグより遅れること1週間。
全国規模のアマチュアリーグである日本フットボールリーグ(JFL)が3月16日(日)より開幕する。
今シーズンは、(ロッソ熊本改め)ロアッソ熊本と、FC岐阜がJ2昇格を果たし、
1チームが統合され、3チームが加わって、18チーム・ホーム&アウェー総当りで行われます。
で、ここでは、Jリーグ入りを目指す準会員チームを紹介します。
【栃木SC】 監督>柱谷幸一
昨シーズン途中から柱谷幸一を監督に迎え、さらにアマチュア契約選手を全員放出し、
J経験者を中心に補強。全員プロ契約を敢行し、いよいよ本気モードに入る。
注目選手はTDKサッカー部から加入したFW松田正俊。
F東京から始まったプロ生活も10年目、JFLで再起を図る。
【ガイナーレ鳥取】 監督>ヴィダヤ・ラオハクル
ゲゲゲの鬼太郎の国(水木しげるの出身地)のクラブとして、更なる飛躍を誓う。
昨シーズン途中、コーチから昇格就任したヴィダヤ・ラオハクル(元タイ代表監督)の采配も見逃せない。
注目選手は横浜Cから移籍してきたDF小村徳男。
チーム最年長の”おじさん”選手が鬼太郎の国のチームを男にする。
【ファジアーノ岡山】
監督>手塚聡
「岡山から全国へ!」をスローガンに、昨年(当時)地域社会人リーグでありながら
Jリーグ準会員入りを果たし話題を起こしたチーム。
今年は全国規模のJFLに参戦しますが、選手層はそうとはいえないと思いますね。
頼みは東京ヴェルディからの期限付移籍組に頼らないと・・・。
【ニューウェーブ北九州】 監督>与那城ジョージ
アビスパ福岡に続く、福岡県第2のチーム(候補)。(ホームタウンは北九州市)
地域社会人リーグの中でも激戦区といわれるKyuリーグ(九州社会人リーグ)初優勝、
地域リーグ全国大会でも逆転第2位を勝ち取りJFL参戦を勝ち取った。
選手層は小振りですが、与那城監督の手腕が問われることになるだろう。
【カターレ富山】 監督>楚輪博
今シーズンの衝撃と言えばこのチームでしょう。
昨年までのYKK APサッカー部と北陸電力アローズ北陸が、将来のJリーグ昇格を目指し合併。
YKK APサッカー部の監督である楚輪博が、2チームのいい所を上手に引き出せば
台風の目になるのは間違いない。
スタジアムの面でもJリーグの試合開催経験のある富山県総合運動公園陸上競技場を主に使用するため
(Jリーグ入りに向けて、わずかな修正を施せば)会場面でも問題は無い。
Jリーグ入り実現のためには、今シーズンのJFLで4位以内に入るだけではなく、
クラブの法人化と経営の安定、下部組織の設置、地元自治体との連携が
きっちりしていないと実現は困難。
最終節の11月30日(日)まで、修正するところは修正して、実現できるよう努力を!