2008年Jリーグを斬る・J1編③ | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

2008年Jリーグを斬る・J1編③

西日本編。


【セレッソ大阪】

監督>レヴィル・クルピ(第2次・2年目)

IN>鈴木正人(徳島)尾亦弘友希(湘南)カレカ(草津)白谷建人(国見高)黒木聖仁(日章学園高)

OUT>吉田宗弘(福岡)山崎哲也(大分)苔口卓也(千葉)

昨シーズンはスタートダッシュに失敗し、5月付けで監督交代というドタバタがあったにもかかわらず、

驚異的なラストスパートを見せたものの、5位に終わりJ1復帰はおあずけに。

その点、”デカモリシ”こと森島康、香川、柿谷ら若手も成長を見せ、

高卒ルーキーのFW白谷、MF黒木も入団し、逆襲の準備は整った。

ビッグクラブへの道を歩むG大阪の後塵を拝む格好になったが、狼たちの意地を見せろ!


【徳島ヴォルティス】

監督>美濃部直彦(新任)

IN>玉乃淳(横浜C)ドゥンビア(柏)米田兼一郎(京都)藤田泰成(東京V)林祐征(福岡)

OUT>鈴木正人(C大阪)丹羽大輝(大宮)長谷川太郎(横浜C)大森健作(引退)

四国初のJクラブとして期待されたが、参入3シーズンで9位、13位、13位と不甲斐なく、

特に一昨年、昨年と2年連続最下位でボロボロの状態に。

メンタル面強化には定評のある美濃部直彦を監督に迎え、安定感のあるチームに改造する。

カギとなるのは、地元徳島出身のFW林。攻撃陣の柱になれば怖いものなし。


【愛媛FC】

監督>望月一仁(4年目)

IN>三上卓哉(京都)津田琢磨(甲府)キム・テヨン(神戸)若林学(大宮)横山拓也(山形)

OUT>羽田敬介(引退)近藤徹志(浦和※復帰)大山俊輔(湘南)ジョジマール(甲府)

昨年の天皇杯では浦和、横浜CとJ1勢を次々と撃破し、HondaFCと共に、大番狂わせを演じた愛媛。

昨年までチームを支えた主力を大量放出し、即戦力となる選手を続々と補強。

特に守備陣は三上、津田の加入で安定感が増した。

FW陣は激戦区。若林、横山の加入で、内村、田中、三木も、うかうか出来ない。


【アビスパ福岡】

監督>ピエール・リトバルスキー(2年目)

IN>黒部光昭(千葉)ハーフナー・マイク(横浜M※期限付)中払大介(京都)ルダン(シドニーFC=豪)

OUT>アレックス(柏)リンコン(湘南)林祐征(徳島)宮崎光平(山形)

昨シーズン、26ゴールを挙げたアレックス、16ゴールを挙げたリンコンをはじめ、

主力を含む選手の大量解雇が、サポーターの反感を買ってしまった。

この影響からか、今シーズンは(開幕時点で)24人と少数精鋭で戦うことに。

黒部とハーフナーの新顔2トップが機能してくれれば・・・


【サガン鳥栖】

監督>岸野靖之(2年目)

IN>パク・チョンヘ(崇実大=韓)谷田悠介(アローズ北陸)島嵜佑(順大)

OUT>山口貴之(FC町田)村主博正(引退)吉田恵(退団)

コーチから昇格した岸野サガンは、MF高橋を核に若さを前面に押し出したフットボールを敢行。

結果J1昇格は果たせなかったが、それ以上のインパクトを残してくれたことは事実。

レンタル移籍組を含め主力が揃って残留を決め、さらに、谷田、パクを補強。

主力の多くが25歳前後と、比較的若いチームで嵐を起こすことは出来るか。


以上。