退場にPK蹴り直し・・・後味の悪い展開
2008ゼロックス・スーパーカップ(国立/27245人)
鹿島(Jリーグ&天皇杯王者) 2<0-0/2-2>2 広島(天皇杯準優勝)
後半4分<鹿島>本山
後半7分<鹿島>野沢
後半35分<広島>久保※PK
後半40分<広島>佐藤
<PK戦>鹿島 3-4 広島
あえて言おう。
ここはJリーグ開幕を告げるプレミアムマッチである。
なのに、いきなり鹿島DF岩政が黄札2枚で赤札退場。
これにつられてか、広島MFリ・ハンジェも黄札2枚で赤札退場。
これがこの日の試合に暗雲が訪れることになろうとは・・・
後半開始いきなり鹿島は2点を奪い2冠王者らしい展開を見せたが、
後半35分、広島FW久保が鹿島DF陣のサンドウィッチプレスの餌食にあい、
しかも、喰らった場所がバイタルエリア内。
これを久保は落ち着いてPKを決め、その5分後、広島FW佐藤のダイレクトプレーで同点弾。
90分での結果は2-2のドロー。
PK戦でも大荒れ。
鹿島GK曽ヶ端がホイッスルより先に足が出た。
しかも2回。
日本代表国際Aマッチ出場4試合のGKが、「あ~ヘタこいたぁ~!」やっちゃダメでしょが!
結果、広島が(開催時点で)J2チームとしては初のスーパーカップ制覇となりました。
1年でのJ1復帰を目指すチームにとってはいい景気付けになったと思う・・・はずがない。
黄札11枚(うち警告2枚での退場2回)、赤札1枚も飛び、主審の疑惑の笛に不可解な判定。
挙句の果てには鹿島サポーターがフィールドに飛び降り乱入。
完全に後味が悪い。
理解してほしい。
ここはJリーグ開幕を告げるプレミアムマッチである。
賞金付きプレシーズンマッチと揶揄しては失礼である。