迷走する日テレに同情する人間は・・・ | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

迷走する日テレに同情する人間は・・・

やっぱり『SMAP×SMAP』は強かった『オジサンズ11』苦戦
 去年10月から、鳴り物入りで始まった番組『オジサンズ11』(日本テレビ系)。..........≪続きを読む≫


日テレの悲劇はこれだけではない。

ローカルニュース枠が少ないため、地方局を無視した「NEWS ZERO」。

こちらも鳴り物入りで昨年4月にスタートした「週刊オリラジ経済白書」も3月いっぱいでの終了が決定。

(個人的にはNHKから転身・フリーアナ1年生の宮本隆治アナの奮闘ぶり目当てで毎週見ていた。)

20年前後続いた番組を次々と打ち切りったものの、その後枠番組が不振。

島田紳助が担当した月曜夜9時枠(大阪ytv製作)も相次ぐ不振で、日テレに枠を返上。

 その代わり、ytv製作の「情報ライブ ミヤネ屋」が月曜~木曜1時間限定で4月より日テレでも放送。

 (それ以前に昨年10月より日テレ以外の系列局でネット局が増加。)

 ”西のみのもんた”の異名を持つ宮根誠司も全国区に。

かつて視聴率至上主義路線でフジを打ち崩し、視聴率三冠王を勝ち取った日テレ。

’03年10月のプロデューサーによる視聴率不正操作と、巨人戦中継の視聴率低迷からおかしくなり

とうとうツケが回ってきたか・・・

視聴率稼ぎとも取れるやり方で、日本のテレビ番組の風潮をぶち壊した代償は、

とてつもなく大きいだろうな。

これじゃ同情する人間がいないのは当然。


ワタクシとして、「オジサンズ11」の後枠は

NNNドキュメント 」のコンセプトを継承した社会派ドキュメンタリーを放送した方がいいのでは。

(「NNNドキュメント」本体は従来どおり継続)

(月9時代から)この枠で放送された「スーパーテレビ情報最前線」だって、

テーマの内容によっては高い視聴率を記録したんだし。

最近ではネットカフェ難民、いじめ自殺、薬害肝炎、鹿児島冤罪事件が反響を呼び、

山里で生活する1組の老夫婦に密着した「ふたりの桃源郷」(’07年11月25日放送)は感動したしね。


<担当ディレクターから見た”ネットカフェ難民”の真実。