「オカンとボクと、時々オトン」5部門受賞
第31回日本アカデミー賞(同賞協会主催)の授賞式が15日、東京都内のホテルで開かれ、リリー・フランキーさんによる自伝的小説が原作の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(松岡錠司監督)が、最優秀作品賞、最優秀監督賞など5部門で最優秀賞に輝いた。
※ヨミウリ・オンライン2月15日23時36分配信分より一部引用
主な結果は以下のとおり。
▽作品=「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
▽監督=松岡錠司(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」)
▽主演男優=吉岡秀隆(「ALWAYS 続・三丁目の夕日」)
▽主演女優=樹木希林(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」)
▽助演男優=小林薫(「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」)
▽助演女優=もたいまさこ(「それでもボクはやってない」)
▽外国作品=「硫黄島からの手紙」
▽アニメーション=「鉄コン筋クリート」
▽オールナイトニッポン話題賞・作品部門=「キサラギ」
▽オールナイトニッポン話題賞・俳優部門=新垣結衣(「恋空」)
ワタクシが「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を見に行ったとき、
いくつかの「あら?」が出たことはこのブログで指摘したとおりだが、
まさか、作品賞と監督賞に選ばれるとは・・・
ま、松岡監督がリリー・フランキーに直談判した甲斐が、この結果に現れたことは立派だった。
周防監督は「Shall we ダンス?」で日本アカデミー賞の主要部門フルコンプリートで、
いきつくところまでいっただろうな。
「硫黄島からの手紙」はハリウッド製日本映画として完成度が高かったし、
「鉄コン筋クリート」もあれだけの完成度で圧巻されたから、受賞は当然やし。