(いい意味で)がっかりだよ!!!
本日、ミナミの方に所用があったので、
所用ついでに「ピューと吹く!ジャガーTHE MOVIE」をなんばパークスシネマで観ました。
ロック歌手志望の清彦(通称:ピヨ彦)が、何の因果かガリクソンプロの養成所で
縦笛をこよなく愛する正体不明の男・ジャガージュン市が講師を務める謎の”ふえ科”に
強制入学させられ、ピヨ彦にとっては「なんじゃそりゃ」な展開に・・・。
ジャガージュン市を演じる要潤に(いい意味で)KY。
新人オーディションでの演奏シーンで、「おお!」と期待させるが、
いざパフォーマンスになると、その期待は一気に覆された。
一瞬頭の中が真っ白になった。
この後の数々の破天荒な展開は完全に空気をぶち壊した。
こういった空気の”ズレ”が、笑いを生んでいた。
ヒップホップ忍者・ハマー、自己陶酔のアイドル志望・白川高菜、事務所の社長・三太夫セガール、
ジャガーのおかげで転落の道に走ったジュライ、謎の軍団の頭領・キングダム公平・・・
さすがうすた京介、キャラクターも個性的すぎる。
(でもねぇ、グリとグラの存在と”行為”はどうかと思う。)
もうウケるためなら何でもござれの映画でしたね・・・。
中には「ブルーフィルムか?」と思わせる場面もあり。
ま、製作プロダクションがオフィスクレッシェンドじゃ仕方がないか。
堤幸彦の作風のせいか、チープな作風はお得意ですからね。
メジャーな会社じゃ敬遠するのは当然。