2008年Jリーグを斬る・J1編①
さて3月8日の開幕まで待ち遠しくなってきた2008年度のJリーグですが、
昨年に続き、J1&J2全チームをワタクシの独断と偏見でメッタ斬りします。
各チームのサポーターの皆さん、一応中立公平を守っています。読んで不快にならないでね♪
今年のスローガン>FOOTBALL DREAM’08 DESAFIO~挑戦~
監督>オズワルド・オリヴェイラ(2年目)
IN>伊野波雅彦(F東京)金古聖司(名古屋※復帰)
OUT>柳沢敦(京都)深井正樹(名古屋※期限付)
昨シーズンは後半戦の怒涛の追い上げにより、奇跡の逆転優勝を制した鹿島アントラーズ。
長年チームを支えた柳沢敦が出場機会を求めて京都へ移籍したが、
そのくらい鹿島は新たな進化を遂げている。
五輪代表だけでなくA代表にまで呼ばれる機会が増えた右SBの内田に、
攻撃の要に加わった野沢、田代。さらに興梠(こうろき)、佐々木といった若手の成長も見逃せない。
守備は伊野波の加入と金古の復帰で充実。新たな黄金時代への幕開けとなるか。
今年のスローガン>Go Forward Hand in Hand
監督>ホルガー・オジェック(第2期・2年目)
IN>高原直泰(フランクフルト=独)梅崎司(大分)三都主アレッサンドロ(ザルツブルグ=オーストリア)
OUT>ワシントン(フルミネンセ=伯)ネネ(退団)長谷部誠(ヴォルフスブルグ=独)小野伸二(ボーフム=独)
昨年はAFCアジアチャンピオンズリーグ優勝、FIFAクラブワールドカップ3位と、
世界規模では印象深かった活躍を見せた浦和レッズですが、Jリーグで逆転で優勝を逃し、
ヤマザキナビスコカップでガンバ大阪に屈辱を喫し、天皇杯でJ2の愛媛FCにボコボコにされ散々。
同じ轍は踏まない!と意気こんで、大幅な補強を敢行。
中でも高原と三都主のJリーグ復帰で、海外経験がどう生かされるか注目だ。
ウィークポイントはセントラルMFの駒不足。ポンテの離脱が痛い。
今年のスローガン>POWER!~力の結集~
監督>西野朗(7年目)
IN>水本裕貴(千葉)ルーカス(F東京)佐々木勇人(山形)福元洋平(大分※期限付)
OUT>家長昭博(大分※期限付)前田雅文(甲府※期限付)シジクレイ(京都)實好礼忠(引退)
決勝トーナメントで浦和、鹿島、川崎と難敵を撃破してヤマザキナビスコカップを制覇し、
トニーニョ・セレーゾ(鹿島元監督)を抜き、Jリーグ長期政権となった西野ガンバ。
今シーズンは荒療治ともいえる多くの戦力を入れ替えた。”和製メッシ”家長や懐刀の前田を放出してまで。
中でも、昨年の”超攻撃”とは正反対のザル守備改善に向けて、水本、福元、
インテルナシオナル(ブラジル)よりミネイロを獲得。昨年は期限付だった中澤も完全加入。
日本代表選手が多いため、召集で抜けた時のリスクが多いし、
AFCアジアチャンピオンズリーグ出場で、スケジュール過密化が懸念されているが、
西野監督はそれをポジティブかつ、プラスに変換している。何やらの秘策があるかも?!
続く。