ディズニー映画というより、ブラッカイマー色が強すぎた・・・。
日曜日は「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を見に行ってきたぞ。
テンプル騎士団が残した宝を巡って、冒険家、資金提供者、FBIとの駆け引きを
スリリングに描いた「ナショナル・トレジャー」(’04)の続編。
前作はディズニーとジェリー・ブラッカイマーの色が見事に混ざり合い、独特の面白みを出してくれました。
今回は・・・ブラッカイマー色が強かったです。
未だ謎に包まれている第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン(1809-1865)の暗殺。
(「人民の人民による人民のための政治」で有名な偉人です。)
この暗殺に、その犯人の日記から消えていたとされる一部が発見された。
そこには、暗殺犯の属する秘密結社の一員に、冒険家ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先が
名を連ねていたという衝撃の記録が記されていた。
ところが、その「日記の一部」には、ゲイツ家の祖先が探し当てた宝の在り処を記す暗号が・・・。
パリ、ロンドン、ワシントン、そして、4人の大統領の彫像で有名なラシュモア山を巡る、
”無実証明”の旅が展開される。
先の読めない展開は色濃く残しているものの、あれだけ回って、結果がこれじゃ・・・
原題の「Book of Secrets」の方が濃かったんですよね。
どこが「リンカーン暗殺者の日記」なんだ!って。
もしかして「Book」はリンカーン暗殺者の日記ではなく、もう1つの方だったりして・・・
(そのもう1つの方はネタバレに抵触するので失せておく)
ディズニーランドのアトラクション感覚で見るなら、それは良しとしよう。百歩ゆずってな。