2月号(序) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

2月号(序)

※中傷目的の閲覧、知能の低い人間及びBBSヲタの閲覧お断り。



今年最初のりぼんな話である。

まずは開口一番として、2008年、コンスタントに活躍しそうな注目すべし漫画家を

ワタクシなりの視点からピックアップ。

【いしかわえみ】

’05年「ライオンハート」で第56回りぼん新人漫画賞佳作を獲得し、特例でデビュー。

新人漫画賞佳作というポストでデビューを勝ち取った人間は、立場がかなり下っ端と言われたが

入選や準入選よりいい成果を残していることに間違いはない。

吉住渉、矢沢あい、小花美穂、最近ではえばんふみ、加々見絵里も

佳作受賞というハンデを乗り越えて立派に大成したことが証明している。

いしかわえみも例外ではない。

それを証明したのが、昨年のスペシャル夏休み号掲載の「海が呼んでる」。

これにはマジでゾクっときた。

物語の持つ恐怖感がひしひしと伝わってきたことに未来が期待できると感じた。

スペシャル秋号掲載の「自殺ヘルパー」は快作だったこともあってか、スペシャルお正月号にも連続掲載。

このままいけば、本誌進出も近いかも。

【優木なち】

漫画スクール’06年1月号で準りぼん賞を獲得したデビュー作「スターに恋して」はツッコミだらけだった。

が、’07年春びっくり大増刊掲載の「奪われたいの」はぶっ飛び展開に高評価。

優木なち作品の魅力は必ずといって良いほどキスシーンが良く出る。

キスシーンに持っていかせるまでのプロセスがしっかりしているため、

「キスシーンの魔術師」という異名を得たと言っても過言ではない。

’08年は大きな飛躍で本誌登場も近い。

【加々見絵里】

彼女は’05年冬休みびっくり増刊(’04年12月発行)掲載の「初色協想曲☆」でデビューしているが、

’06年9月号~’07年2月号に連載された「生物彗星WoO」では、円谷プロ原作の特撮ドラマを

エブリデイ・マジック形式で漫画化し、オリジナルとは一味違った作品が楽しめられた。

このあと増刊に掲載された「捧ぐ想いは花めぐり」(’07年春びっくり増刊掲載)、

「街角ノスタルジィ」(’08年スペシャル冬休み号掲載)では更なる経験値をつけ進化を遂げた。

特に絵柄のほうは甘詰留太を思わせてくれる。

(畑は違えど)加々見絵里と甘詰留太の共通項は似ているところもある。

今年は進化を問う年になるか。

【春華あげは】

漫画スクール’07年7月号分準りぼん賞を獲得し、同年スペシャル夏休み号掲載「夢のような日々」で

デビューを飾った原作担当の黒月(くづき)と作画担当のあげはの2人からなる作家ユニット。

同作でのひろにゃんの可愛さからか、スペシャル秋号掲載では続編「ひろにゃんのお手伝い」まで登場。

新年に入ってからはクイズコーナーにまでひろにゃんが登場。

今年はひろにゃん旋風が吹き荒れる。裁判沙汰になったひこにゃんを喰う存在になるか。


ビビったか?たじろいたか?

この4人は’08年のりぼんをひっかき回してくれること間違いない。

種村有菜をこれでもか~これでもか~とビビってたじろぐぞ!

あと、新境地を開拓した込由野しほ、独自のカラーを確立しつつある村田真優も注目すべし。

スゴいことになっちゃうよ?スゴいことになっちゃうよ?

バカにしたら後悔するぞ。よ~く覚えとけよ。

m9(■Д■)ビターーーン!!!


◆表紙

1月号からロゴが変わったんだけど、逆に浮きすぎている感が否めない。

◆「チョコレートコスモス」第6話(春田なな)

前回を読んだ方ならご承知の通りだが、読んでいないのなら語るのはよそう。(なんでやねん)
語りますよ!語りますよ!

風邪をひいた克弥のアパートにお見舞いに来た紗雪。

看病中にベッドで寝ていた克弥からキス!接吻よ!接吻!

これで紗雪放心状態。正直目合わせられへん。

その放心状態、他の生徒からびくっ(汗)となるのは当然だよな~。

あんたのせいで

最悪のファーストキスだよ

ふざけんなよ―――――!!!


ぶっちゃけ、今回の話はジェットコースターものでした・・・。

次回、紗雪、自己弁護に回るか?

◆「マジョカル☆マジョカル」第1話(武内こずえ)

正直言おう。

これは「アゲハ100%」を大きく超えるかもしれない。


1ページからこんな話で行く・・・かと思われたが、

誤解しないでいただきたい。

これはそういう話ではない。

で完全否定された。

問題のヒロイン。吉岡真珠(まじゅ)15歳、高1。

ごく普通の女子・・・のはずが、世間にはそう映っていない。

彼女にはトラウマを抱えている。

8年も前に放送され、低視聴率で打ち切られたアニメ「魔女っ子マジョカル」を良く見ていたことから、

よくマジョカルごっこをしていた。

これが凶となったのか、学芸会で白雪姫を上演することになり、

真珠はいじわるな魔女を演じたものの、あまりにも貫禄付きすぎ、目がイッちゃっていたため、

白雪姫役の子は泡を吹いて失神。体育館は地獄絵図と化した。

それ以来、魔女というあだ名にトラウマを負ってしまった。


そんな真珠は大の男子生徒3人がなにやらやらかしている模様を目撃し、

お空が綺麗だ。

なんだよ、その現実逃避は。


その男子生徒3人は

クールな生徒会長、北条優一郎。

大金持ちのおぼっちゃま、日南颯。

誰もが恐れるケンカ最強、西島大和。

この3人は真珠に、桃花女学院に潜入して、ある人物との面会をと依頼。

一度は断るが、浮気で涙を流している桃女の生徒を見て決意。


同時に『真珠』もやめてしまったのかもしれない。

クールぶっているけど本当は怖がりだってこと。

何も感じてないふりをして本当は傷ついてたこと。

冷めた瞳の奥で本当は泣いてたこと。

そんな私から生まれ変わりたかった。


ちょっぴりサイテーな女の子マジョカルは黒猫のウィッチに魔法の毒リンゴで殺されてしまいます。

が、目覚めたマジョカルは魔女っ子に生まれ変わり、魔法の呪文で何にだって変身できる力を得て、

困ってる人を助けながら心を成長させた。

そう、「魔女っ子マジョカル」のマジョカルとウィッチのように、男子3人による真珠は・・・

ねぇ!このネイル超ヤバイね!

もはや、立派な桃女の生徒に変身したのです。

まさに煽りコピーの「変幻自在のアクトレス」の真意がここに現れた。

もはや深く潜れる作品になることは間違いないだろう。


増刊号でシリーズ連載化になった「不思議の花園」で精一杯のはずなのに、

新たに本誌で新連載を行うバイタリティは、アンチに対する反骨精神をむき出しにしている


「武内こずえなんか なかよしかちゃおへ行けば?」と大口叩くなら今のうち。

いずれおもい知るぞ・・・ 己の漫画視力の”力”の細さと脆(もろ)さを


いろんなタイプのボクサーがいるのに似てる

漫画にもあるんだよ

圧倒的”力”(パワー)が!!!!

その”力”に・・・ひれ伏せよ!!!

◆「ロッキン☆ヘブン」第26話(酒井まゆ)

小西家の最強おかんが身ごもったことで、紗和と藍の関係にヨリが戻ってきたが、

ラストで登場した藍の父親。

松雪家の真実が次号、明らかになる。


で、1月11日より集英社の音声動画配信サイト「s-cast.net 」の「VOMIC」コンテンツにて、

「ロキヘボ」のラジオドラマがスタートします。

紗和役を下屋(したや)則子 。藍役を櫻井孝宏(「D.Gray-mam」神田ユウ役)が演じております。

興味のある人はぜひ。

このクオリティはドラマCDにしてもいいかも?!


続く。