名実ともに”天下無双のクラッキ”襲名だ!
TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン2007
MATCH-7・決勝戦(横浜国際)
ボカ・ジュニオールズ(南米地区代表) 2<1-1/1-3>4 浦和レッズ(アジア地区代表)
前半21分<ACミラン>インザーギ
前半22分<ボカ>パラシオ
後半5分<ACミラン>ネスタ
後半16分<ACミラン>カカ
後半26分<ACミラン>インザーギ
後半40分<ボカ>オウンゴール(アンブロジーニ)→レデズマ
【この日のスタメン】
後半21分 レデズマ<>ゴンザレス
後半22分 グラシアン<>カルドソ
後半43分 ■レデズマ
<ボカ> カレンタ
マイダナ モレル イバラ パレッタ
ゴンザレス
パダグリア カルドソ パネガ
パラシオ パレルモ
――――――――――――――――
インザーギ
セードルフ カカ
ガットゥーゾ ピルロ アンブロジーニ
カラーゼ ボネーラ
マルディーニ ネスタ
ジダ <ミラン>
後半19分 エメルソン<>ガットゥーゾ
後半30分 カフー<>インザーギ
後半32分 ■カラーゼ
後半42分 ブロッキ<>セードルフ
両者、準決勝は1-0で勝利したが、決勝は打って変わってフルスロットル!
ミランの執念はボカの執念を喰った!とてつもない規模の波となって。
数々の執念のゴールを決めたインザーギのポジショニング勝ちゴールは
決定力不足と言われる日本サッカー界にとって見習うべきだと思う。
カカ、セードルフとの”トライデント・アタック”作戦が功を奏した格好となった。
(ま、アンブロジーニのオウンゴールはミランの執念と勢いが凄まじかった証拠。)
対するボカもパレルモを軸に攻めるも、あと一歩やったのが悔やまれる。
振り返ってみると、今年はカカのための大会やった。
準決勝、”獅子欺かざるの力”で浦和レッズをねじ伏せ、
決勝、セードルフ、インザーギの”トライデント・アタック”の一角として、
ドリブル突破とゲーム支配でボカ・ジュニオールズを翻弄。
UEFAのバロンドール(欧州最優秀選手)も獲得し、名実ともに”天下無双のクラッキ”襲名。
この大会限りで現役引退の噂があがっている”左サイドの昇龍”パオロ・マルディーニも、
39歳とは思えぬ攻撃参加で存在感を見せ付けた。
これは老兵になった自分の最後の意地だっただろうか。
おめでとう!ミラン!
ありがとう!カカ!ピッポ!パオロ!
そして、来年、また日本で名勝負が見られる喜びを。
そのためには、アジアチャンピオンズリーグで浦和レッズ、ガンバ大阪、鹿島アントラーズが奮起せねば!