ドラマ「有閑倶楽部」私的解析ファイル・第7回
【重要なお知らせ】この項目は、まだ見ていない方、ドラマ化に否定的な方、未放送地域の方は
ネタバレに関する項目が含まれているため、閲覧をご遠慮ください。
諸君、吉報だ。
ドラマ「有閑倶楽部」の主題歌になっている
KAT-TUNが歌っている「KEEP THE FAITH」がオリコン初登場で第1位!
ウレシウレシ!ウレシウレシ!
ワタクシも思わず小躍りしてしまった。
本題に入る。
今回はRMC4巻、文庫版3巻収録の「PART13」(リミックス掲載時「可憐と王子の恋」に改題)
玉の輿にあこがれている黄桜可憐がメインの話。
世界有数の産油国、キール王国の王子・カサルが剣菱家の招聘で日本に留学したが、
実はクーデターから逃れるために日本に逃避してきた
思わず「そこまでやりすぎやん!」とツッコミ入れたくなる場面も満載です。
①明鏡止水の語句の手紙やマキシム・ド・パリのケーキの話はドラマだけの設定。
②カサル王子を演じているのは華流(台湾製)ドラマのスター、マイク・ハー。
別マで連載された高梨みつばの代表作をドラマ化した「悪魔で候~惡魔在身邊」で
”超問題児”の江戸川毅を演じた。

③重々しい警備から逃れるために、脱走を企てる場面、
菊正宗総合病院に駆けつけるのはドラマだけの設定。
原作の方では美童がパトカーを運転するが、当時運転免許取得のため講習中。
当然、運転に失敗し、ベッドの上。
④将軍派のテロリストが、カサル王子と可憐を拉致するが、
原作の方は剣菱家でのパーティーに乱入し、剣菱家所有のトライスターで
国外逃亡を試みようとするが、ドラマのほうではテレビ局。
局内に忍び込んだ魅録、清四郎、悠理の武闘派トリオがアクションを繰り広げる。
⑤第2話でも登場したウォークスルー車が再び登場。
番組後半で可憐が撃たれた?!場面があったが、
このシーンのお陰で純愛ドラマに見事仕上がっていた。
原作の方ではトライスター曲芸飛行の果てに・・・思い出しただけで乗り物酔い。
コメディになるよりマシか・・・。
香椎ちゃんのコスプレもハマっている!
前半の女医さんといい、後半のアナウンサーといい・・・。
原作の方では、作中セリフの中にデヴィ夫人(作中では「デビ夫人」と記載)と
言っているコマ(※説明注記付き)もあるのでチェックしてみよう!
さて次回はRMC17巻、文庫版9巻収録「君に愛の花束を」を大胆にアレンジ。
魅録の母親にして、時宗の妻である松竹梅千秋が登場。
千秋の誕生日に、時宗から大きな花束を贈られるのが毎年恒例の大切なイベントとなっている。
原作の方では日本、タヒチ、ハワイと壮大なラブストーリーが展開されるが、
日本国内で展開される模様(笑)。
ドラマも残すところ、あと3回。
不可能を可能にするのが有閑倶楽部!
次回も必ず見ろって!