イビチャ爺さんにいい報告をするため、侍達は戦う。
「命を取り留めてほしい」
日本サッカー協会の川淵キャプテンが緊急会見の席で言った悲痛な言葉である。
日本A代表のイビチャ・オシム監督が急性脳こうそくで倒れた。
※脳こうそくは、血栓などにより、脳内の血液の流れが止まり、脳細胞が壊死する病気。
マヒや意識・感覚障害などを引き起こす。
11月16日(金)深夜2時、千葉県内の自宅で、スカパー!のプレミアリーグ中継を見た後、
2階の寝室まで階段を上がる途中に倒れた。
現在(深夜0時)、千葉県内の病院に運ばれ、ICUに収容中である。
<参考>’04年3月、元巨人監督で野球の日本代表監督だった長嶋茂雄氏(71)も脳こうそくを患った。
自宅で気分が悪くなり、入院。約40日後に退院し、リハビリに専念し、
同年8月のアテネ五輪で代表監督としてグラウンドに立つことを目指したものの、
右腕に重いマヒが残るなどチームを指揮するところまでは回復せず復帰を断念した。
現在では右腕など一部にマヒを残すものの、会話も交わせるようになり、
プロ野球観戦など公の場に姿を現すことが多くなった。
奇しくも本日はJリーグ開催日(1日目)に加え、
2008北京オリンピック男子サッカーアジア地区最終予選・ベトナムvs日本戦@ベトナム。
(TVは午後9時よりテレ朝系で生中継)
ベトナムの地で侍達は格下ベトナムに大量ゴールの嵐で勝ち取り、
次のサウジ戦にも勝って、病床のイビチャ爺さんにいい報告をする!
イビチャ爺さんだって戦っているんだ!
俺達も戦わなきゃ何になると言うんだ!
※オシム監督、ご家族、また、他の患者さんのご迷惑になりますので、
病院等に直接お見舞いに行くようなことがないようお願い申し上げます。