Will Be 1100万人への道[35]
11月14日(水)、この日は埼玉県民の日である。
で、今年は(埼玉県民、特に旧浦和市エリアの住民にとって)最高の埼玉県民の日になった。
11月14日(水)に埼玉スタジアム2002にて行われたAFCチャンピオンズリーグ2007決勝第2戦で、
浦和レッズがセパハン(イラン)を2-0で退き、1勝1分けでACLチャンピオンズリーグを制覇した。
(イランで行われた第1戦は1-1のドロー)
98-99シーズンにジュビロ磐田が前身のアジアクラブ選手権を制して以来9年ぶりで、
ACLチャンピオンズリーグに移行してからは日本のクラブとして初制覇を果たした。
この日の埼玉スタジアム2002は9割が「赤」で占められ、
今回の勝利は強力なレッズサポーターの後押しがあってこそではないでしょうか。
浦和レッズはファンクラブ組織「オフィシャル・サポーターズクラブ」を組んでおり、
個人単位で入会するプロ野球の球団式のファンクラブとは組織が特殊で一線を画している。
まず、この「浦和レッズ オフィシャル・サポーターズクラブ」は3人以上1組編成が原則。
職場や学校の仲間、あるいは家族など形式はさまざまですが、
「浦和レッズをサポートする」という点で共通し、そのクラブを浦和レッズに登録することで
初めて「オフィシャル・サポーターズクラブ」と呼ばれるようになる。
入会すればシーズンごとにデザインが変わる公認サポーターズ・フラッグがメンバー3人に1本の割合で
プレゼントされ、メンバー人数分の認定カード、認定ピンバッジ、認定ステッカーがプレゼントされる。
希望者には浦和レッズの公式ハンドブックにサポーターズクラブ代表者の連絡先住所・氏名が掲載される。
(明記されない場合はクラブ名と所在地のみの掲載となります)
なお、チケット関連の特典は一切ありませんのであしからず。
’91-’92シーズン時は100クラブ・411人だったが、
”Jリーグ元年”となった’93年は5178クラブ・約24000人に肥大。
※当時の駒場スタジアムは1万人しか入らず、チケット争奪戦が加熱。
そのため、国立霞ヶ丘競技場でも数試合ホームゲームが開催された。
そして’06年は3017クラブ・11099人と、”Jリーグ元年”のときよりは落ち着いた。
喜びも悲しみも共に分かち合ったからこそ、浦和レッズがアジア屈指のビッグクラブになったことが、
熱心なレッズサポに誇りを持たせたのではないでしょうか。
浦和レッズはTOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップ(TM)にアジア王者として出場。
初陣は12月10日(月)愛知県・豊田スタジアム。
事実上の”おこぼれ枠”で出場することになったセパハンとオセアニア地区代表のワイタケレの勝者が
浦和レッズと対戦する。
熱心なレッズサポが豊田スタジアムに大挙押し寄せることは確実でしょう。
他のJクラブもサポーターとは何かを改めて考えるべきだと思いますね。