”西野内閣”長期政権へ
ガンバ大阪は西野朗監督との監督契約を2010年1月31日まで2年間契約更新したと発表。
来季7シーズン目で、元鹿島監督のトニーニョ・セレーゾ監督の6年(00年~05年)を抜き
Jリーグ同一クラブ監督就任期間記録トップに立った。
これだけ長期に渡って采配を振るっている監督は数知れずでワタクシの記憶のところによれば、
イングランド・プレミアリーグ、マンUのサー・アレックス・ファーガソン(21年目)、
同じくアーセナルのアーセン・ベンゲル(11年目)。
最長だと、フランス・リーグ1のオセールを率いたギ・ルーは61年に監督就任し(当時選手兼任)、
45年間、5部だったオセールを1部にまで引き上げ、
’95-’96シーズンはリーグ1優勝とフランス杯優勝の2冠に輝くなど、人生をオセールにささげた。
長期政権は、クラブがそれなりの覚悟を持っていることから実現できることで、
もし、そこでつまづければ、監督だけでなくフロントにも批判の槍玉に挙げられる。
G大阪の佐野泉社長は、この6年間、西野監督がいい結果を残していることから、
一蓮托生を決意し、黄金時代実現へ弾みをつけた。
でも今後、西野監督がいい結果を出し続けたら、(日立製作所時代から)古巣の柏レイソル、
旧浦和市出身ということで浦和レッズ、イビチャ・オシムが”もしも”の時に備え日本代表と、
”横取り”に動く公算が高い。これだけが怖いんだよね。