11月号(急)
続き!
【別冊付録:めちゃめちゃ★ギャグブック/S-1グランプリ】
◆「専業ラブリー主婦」(森ゆきえ)
先頭を飾るのは「めだかの学校」の頃のキレのある毒々しさがこの作品で戻ってきた森ゆきえの
大増刊号でコンスタントに掲載している最近作。
「私は専業主婦よ!」と主張している専業主婦・桜屋花菜(35)のマトモじゃない日常が
今回もまた、脳内のアドレナリンが爆発しそうなハイテンションで展開されています。
専業ラブリー主婦の家庭事情>外見が幼いという苦労がひしひしつたわってきますね・・・。
専業ラブリー主婦の午前>パパ相変わらず全裸。
番犬シロちゃん>え?!ガルベス?!
バルビーノ・ガルベス・・・’96年~’00年に東京読売巨人軍に在籍したドミニカ人投手。
ベロ出し投法でファンに愛されたが、気性が荒く、悪態をつくことも有名。
’98年7月31日のvs阪神戦@甲子園で、橘高淳主審の判定に怒り、同主審目がけて
豪送球を投げつけ退場、残りのシーズン出場停止のペナルティを受けた。
ゲモ体操>歌詞がいかにも変すぎる。
命名法>琴年も・・・って普通書かへんやろ!
結論>やっぱ変を通り越している・・・。
◆「コスモ日誌」(綾瀬ルナ)
大増刊号での「少女リンダ」とは一変。主人公は美空コスモ、5年1組の学級委員・・・って、
小学生に見えへんがな!
で、ある日、巣から落ちたヒナを救うためにコスモが奮闘しますが、展開がおバカ。
しかも、ヒナに名づけた名前が、「いつもえがおでやさしくすこやかに」で・・・
家康かよ!
この作品のオチがある種のむなしさを感じる・・・。
◆「アップル&チェリー」(おおいま奏都)
こんな手段で記憶が戻るなんて・・・。
まさかの客まかせ!って、そんなの関係ねぇ!
◆「花子さ~~ん!」(大川ひろみ)
この怖くないホラー漫画によって、大川ひろみの方向性が固まりそうやな・・・。
◆「シロとクロ」(虻川裕美)
オナラネタに爆笑。
でも、オナラってスカト○ネタの分類に入ります?
◆「お手伝いロボット 創子におまかせ!」(さなせ秋葉)
もう一度言います。さなせ秋葉よ・・・
あなたは
魔界にでも
堕ちたん
ですか!!!!
(「ハチワンダイバー」YJC・4巻参照)
正統派なストーリー作りに定評があったのに、完全にギャグ転向が悔やまれるわ。
創子を見て思ったんだが、さなせ・・・
お前は「家庭教師ヒットマンREBORN!」のスピンオフコミックを描いた方がいい!
リボーンがりぼんを死ぬ気でREBORN(再生)させる。
これは面白いかも。
◆「ガールズ☆カンパニー」(さわたり留樹)
読んでみてねぇ・・・さわたり留樹はショートの土壌に合っているわ。
そこでワタクシからの提案ですが、
5年間続いた「小倉優子のウキウキりんこだプーうるとらだっしゅ」が放送されていた
文化放送土曜深夜1時半枠で、10月より後番組「おまかせ探偵☆のとまみこ」 がスタートしました。
女探偵・のとまみこと、助手・よーこ が活躍する・・・はずが、そののとまみこがとんだへっぽこで、
毎度助手のよーこを困らせている。
最新の集英社コミック&ノベルの商品情報に、11月2日に創刊する新漫画雑誌ジャンプスクエア の情報も
織り込んで展開する、トーク番組かラジオドラマかのアダプテーション状態。
で、何でかと申しますと、この「おまかせ探偵☆のとまみこ」、漫画に出来ねーか?
第1回の放送をS-CAST のSラジ!で聞きましたが、やっぱ漫画向け展開と感じました。
この世界観を漫画で増幅するには、さわたり留樹が適任と感じました。
◆「小春のどうぶつ日記」(遠藤梅香)
動物医師の免許をもつ遠藤梅香だからかけたこの作品。
内容は良かったものの、全8pのうちに1p扉は無駄に使いすぎ。
ショートで扉1pを使うなんて、喝だ!
ペース配分を考えろ!
【今号のヨタ話】
◆りぼん×ハローキティコラボ第2弾・ミニトートバッグ
全体の予算のうち大半がこれにつぎ込まれたんか?
◆りぼんスペシャル大増刊号の広告
10月発売の大増刊号としては3年ぶりの刊行。
3年ぶりの刊行とは思えないハイテンションなラインナップになっています。
注目は以下の通り。
◇ドラマ効果でチョコミミ大プッシュ!
表紙だけでなく、本編、ドラマ情報、カラーポスターもチョコミミづくし。
◇たけうっちが先陣を飾る!
スペシャル夏休み大増刊号ではホラーに挑んだ武内こずえが巻頭カラー。前回同様、花絡み。
◇サブマリン朝吹とこみゅっちがカラー扉で新作読み切りを飾る。
ともに個人的才能は高い両者。もっと活躍してくれることを願って。
◇要注目作家に躍り出たいしかわえみが新境地。
スペシャル夏休み大増刊号ではカラー扉を飾ったいしかわえみが、
’06年夏休み超びっくり大増刊号で漫画化された「リリとカエルと(弟)」の
アニマックス大賞受賞作家・吉成郁子とタッグを組むことに。
この4点ぐらいでしょうかね。ほかに、中野さや、大岡さおり、優木なちの新作も掲載されるが、
あとは・・・どうでもええや。
◆召しませ☆ケーキ占い
本誌や増刊でもちょくちょく顔を出していたケーキ占いが、装いも新たに毎月登場。
大岡さおりの描くキャラクターはとてもいい。
が・・・りぼんスターチャンネルは何処へ行った?
◆漫画スクール2007
今回、準りぼん賞を獲得した木村恭子(17)。
前回の成績が昨年7月号のAクラスだとなると、一気に飛躍した感じがあるもんやね。
あと、降子和々(25)、辻杏子(24)よ、もっとがんばってくれよ!
西村たいよう(28)は・・・ええか。
◆次号、”ヱバンフミヲン”再起動!
前回、「木々のゆくえ」で乙女ちっく回帰をアピールさせたえばんふみが再起動。
カラー広告のところの
「うれしいとき つらいとき いつもそばに母がいた―――」を見て、
本年3月号掲載の「3月の夢」を思わせそうやわ。
さらに、別冊付録にりぼんminiクリスマススペシャル!!(略してRMCスペシャル)
松本夏実(50p!)持田あき(32p!)小桜池なつみ(16p?)の新作読切に
本誌連載作品の番外編&ショート。
もー新作読切だけでお腹がいっぱいになりそう。
で、話は一変するが、最近ワタクシはある書籍の存在にビックリこきました。
全てのぱんちゅ好きに贈る下着大全「らんじぇりー大百科」である。
最近ではマンガがあればいーのだ の管理人主催のぱんちゅ研究同人誌が
著作権法なんて「そんなの関係ねぇ!」の勢いで話題になったが、これは一般流通で初かも。
各種下着を(ある意味)マジメに研究したマジメな図鑑で、もってて損はないかも。
これを見てねぇ、漫画家全員に、思い切った行動をなぜ取らないのか苛立ちました。
「チョコミミ」はファッションセンスのよさも評判の高い要因のひとつであることが事実なんだから、
下着描写も必要だと思ったね。
「HIGH SCORE」は作中女性キャラの下着姿も頻繁に出ており、津山ちなみ、よくやった!と関心。
他の作品は良くてキャミソール止まり。
いっそのこと作中で思い切って下着描写に踏み切った方がいいと思うね。
全裸+乳首付きならなおさらOK!
性描写についてはヤングアニマルのレベルなら問題ない。
だってヤングアニマルは、あれだけキツイ性描写がバンバン出ているのに、
(有害雑誌に厄介な)透明シールなしで堂々と店頭に並んでいるんだぜ。
(透明シールは消費者の商品を選ぶ権利を奪っている!)
さらに付録で書き下ろしイラスト集をつける際、
「ただいま着替え中!覗いちゃダメ!」
なシチェーションのテーマで出した方がいいと思うね。
知能の低いバカ読者に侮蔑されている漫画家は堂々と、こんな卑しいバカどもを
突き放した作品をやってもらいたいのよ。
大丈夫だよ!種村有菜と春田ななの漫画さえよければそれでいいバカは
絶対読まない、理解できないから。
例え赤の他人から「バカと見下すのはやめてください」と言われても構わない。
「少年漫画誌や青年漫画誌ではありません」と言われても構わない。
全読者が種村有菜と春田ななの漫画しか読まず、
他の作品を読みも解りもしないのにネット上で侮蔑否定している。
正直ね、他の漫画家にファンなんてついていない。
所詮、卑しいビチグソがBBSやブログでで「あの作品が大好き」と書かれているのは、
上辺の戯言、社交辞令。本心はクソとしか思っていない。
こんなビチグソ連中にこき下ろされているんだぜ。これは間違いない事実。
言い方変えればタチの悪いアパルトヘイト、黒人差別だもんな。
今までの少女漫画のスタイルにとらわれず、堂々と踏み切った方がいいと思うね。
カタチなんて
ぶっ壊してやるよ
(by黒瀬桐)
一寸先はハプニングなり。アリーヴェデルチ!