運命に挑め。
いやー東京へ行った達成感からか書く気力が萎え萎え状態寸前になったが、
公開終了前に書かねば!ということで書きました。
「NARUTO」はスゴい漫画である。
’99年より週刊少年ジャンプで現在も連載中、’02年秋から始まったTVアニメも絶好調で、
放送5年目に突入したことを機に本年から春から新シリーズ「~疾風伝」がスタート。
これはただの忍者漫画ではない。
週刊少年ジャンプの持っている「ありえねぇ!」精神に溢れている。
(「キャプテン翼」「ジョジョ」「男塾」も「ありえねぇ!」精神ムンムン)
万年”下忍”の忍者・うずまきナルトが、持ち前のガッツと悪運の強さで危機を乗り越える
週刊少年ジャンプきっての王道漫画ですが、
作中で展開される忍術バトルが白土三平をも凌駕してしまう位、常識を超越する、スゴい漫画です。
昨年、NewsWeek日本版で特集“世界が尊敬する日本人100”に唯一の漫画キャラとして
うずまきナルトが選出され、世界的なキャラクターとして認知され、
その人気は日本だけにとどまらず、アジア各国や欧米諸国にも飛び火している。
’04年夏より毎年劇場版が公開され、昨年までの累計観客動員数は300万人を動員している。
で、今年の劇場版は中途半端じゃ済まされない。
ぶっちゃけ、ワタクシも劇場版だけは毎年見に行ってますが、
懲りずに、8月17日(金)朝っぱら、東京に来てスグ、109シネマズ木場で見ました。
<シアター入口
過去3作が冒険活劇映画の王道を突き進んだことに対し、
今回は冒頭、うずまきナルトが、かつて世界を破滅直前にした魔物に刺されてしまうところから始まる
「地獄の黙示録」での”THE END”以来衝撃的。
魔物封印の鍵を握るツンデレな巫女の護衛道中を描いたんですが、
完成度の高い怪作に仕上がっていて、90分じゃ物足りない感がありました。
来年の劇場版は、ナルト以上にファンが多い春野サクラをメインにした物語をお願いしますよ~!
岸本センセイ!
特に笑えたのは、体術使いのリーが師匠から渡された
「最もピンチに陥ったとき」に飲むアレの所でしょうか。
◆おまけ
109シネマズ木場にはこんな仕掛けもある。