9月号(序)
すでにご存知かもしれないが、本年6月に発売された7月号をもって休刊した月刊少年ジャンプの
後継誌の詳細が明らかになり、新雑誌名を「ジャンプスクエア」(略称:ジャンプSQ) として新創刊し、
創刊号を11月2日(金)に発売。(以降毎月4日に発売。)
そのラインナップは・・・
〔月刊少年ジャンプからの継承組〕
池田晃久>「ロザリオとバンパイア」継続。
八木教広>「クレイモア」継続。
浅田弘幸>「テガミバチ」継続。
増田こうすけ>「ギャグマンガ日和」継続。
片倉・狼組・政憲>完全新作連載。「魔砲使い黒姫」はジャンプSQのHPにてWeb連載の形で継続。
〔週刊少年ジャンプからの移籍組〕
和月伸宏
かずはじめ
≪8月14日追加情報≫森田まさのり(原作)+小畑健(作画)>創刊号で特別読切掲載
〔外部からの参入組〕
藤子不二雄(A)
海堂博行
片山憲太郎+山本ヤマト>スーパーダッシュ文庫の作品「紅」を漫画化。
≪8月14日追加情報≫神尾葉子
と月刊少年ジャンプに週刊少年ジャンプのDNAを注入した感じでしょうか。
ま、今の集英社は週刊少年ジャンプに頼らないと何も出来ないことが露呈されていることを考えたら
妥当な決断やね。
一部の(知恵遅れより)知能の低い下等生物どもが、いっそりぼんとマーガレットを休刊・統合し
「ガールズジャンプ」と雑誌名を変えた方がいいとほざいているが、それは机上の空論。
ファン感情を無視して”愛のない結婚”をしたオリックス・バファローズの二の舞になりかねない。
’05年以降、チームはBクラスをさ迷っており、合併しただけで常勝軍団になると思ったら大間違い。
合併を強行させた親会社のオリックスと近畿日本鉄道の首脳陣は脳膜炎にかかっていると思うね。
チームもフロントも親会社の首脳陣もBSEに感染したへたれ牛同然やわ。
ワタクシの見解では「ジャンプ=集英社の男性向け漫画誌」のイメージが強いし、
ジャンプと名のつく雑誌(定期刊行と増刊)が多くて、これ以上増やせない。
これを見てくれ。
週刊少年ジャンプ
週刊少年ジャンプ増刊・赤マルジャンプ
ジャンプSQ
ヤングジャンプ
ヤングジャンプ漫革
ビジネスジャンプ
ビージャン魂
スーパージャンプ
Oh!スーパージャンプ
ウルトラジャンプ
※このほか、ジャンプJブックス(小説レーベル)、ジャンプリミックス(コンビニ向け単行本)もある。
とこれ以上「~ジャンプ」名義増やしたら混乱を招きかねないし、
いくらりぼんとマーガレットを合併して「ガールズジャンプ」に改称するだけなんて、机上の空論。
知恵遅れの人でも思いつくわ。
こういった背景は、偏読読者による漫画家への風評・中傷といった悪評が原因になっている。
そのほとんどが種村有菜と春田ななの漫画しか読まず、
ほかの掲載作品の存在を風評・中傷という形で否定している。
インターネットの普及により、匿名だから堂々と書き込めることがアダとなった。
これはれっきとした人災。
今のいじめによる学級崩壊の原因と同じや。
いじめで自殺した生徒の中には「学校裏サイト」をはじめとする有害携帯サイトや携帯メールで、
間接的にいじめを受け、それが原因で、恨みをもって自ら命を絶ったケースが多く出ている。
よく聞いてください。
プロは働いた分だけ、お金をもらいます。なぜなら、生活がかかっているから。
一生懸命がんばっているのに、その苦労をけなすのはどうよ!
漫画家の中には腰痛や腱鞘炎を抱えながらがんばっているのに、けなすのは酷すぎる。
こういった事情を知らん人間が、何様のつもりの表情で悪評をBBSやブログに書き込んでいる。
じゃあ、事情を知らん人間は、何のためにりぼんを毎号購読しているの?
ほかの漫画家は全員産業廃棄物扱いですか?
種村有菜と春田ななの漫画しか読まない(知恵遅れより知能が低い)めくら蛇に怖じないバカどもから
被害を受けている漫画家は、バカに目線を合わせる、歩幅をあわせるより、
バカを突き放したほうがいいと思う。
正直、「紳士同盟クロス」「満月をさがして」「サボテンの秘密」「ラブ・ベリッシュ!」なんてつまらないです。
どこが面白いんだ?その面白みがぜんぜんわかりません。
(知恵遅れより知能の低い)バカはこれらの作品を高く支持し、
読んでてわかりやすい作品をつまらないとけなす。
それどころかけなした漫画家に「なかよしやちゃおへ行ってくれる?」と悪態をつく。
事情を知らん人間は脳膜炎おこしとるんとちゃうの?
こんな脳膜炎を起こしているバカどもを相手にするのに、うんざりしているだろ?
最近、”男性向け少女漫画誌”と銘打った雑誌が続々出ていることと、
「チャンピオンREDいちご」の様な15歳以下の美少女コンテンツ漫画誌が
盛り上がっていることを考えたら、読者を男性に向けた戦略をとったほうがいいと思う。
ライバル雑誌への放出は、りぼんにとってマイナスになりかねないのだ。
そこでワタクシの提案ですが、りぼんも男性向け少女漫画誌のカテゴリーに
新規参入したほうがいいのでは。
”男性向け少女漫画誌”の躍進で、本家の立場が狭苦しくなってきており、
本家であるりぼんが動かなければどうするんだ!と。
いっそジャンプグループとタッグを組んで、ジャンプグループのキャラクターコンテンツを、
女の子視点から扱ったスピンオフ作品で大半を占める。
これなら持ち腐れている人材をフル活用できるしね。
で、今月号はある漫画家の作風に変化が見られました。
なんと驚くことに今月号から連載を始めたあの人が・・・
◆「チョコレートコスモス」第1話(春田なな)
その人こそが、今月号から始まった今年22歳、画業6年半のクソガキ・春田なな。
今回の連載、春田ななの画風に変化が見られた。
それを象徴するのが25p1コマ目の
ギロッ
に一瞬Freeze(この場合、「動くな!」)。
でこの「ギロッ」の人が、この作品のヒロインである桜井紗雪。
彼女はボーっとしているだけで睨んでいると思われる目つきを生まれ持ち、
胸キュンどころか周りにびびられ、有らぬ噂をささやかれ・・・
って、「君に届け」の貞子・・・もとい、爽子か!
そんなときめき願望の強い紗雪は親友の美奈から海水浴(実は逆ナン)に誘われ、
ビーチでアバンチュール・・・のはずが、紗雪のギロッでことごとく台無しに。
これが紗雪にとって、恋に落ちる瞬間を感じてしもたんだよね。
結局、誘われたナンパ野郎3人と付き合うことになった紗雪たちだが、
チョコバナナ売りのノボリのさおが紗雪の脳天に直撃し、その売り子の兄ちゃんが・・・
超イケメンやん!
と紗雪の脳内がエレクト!
これを見たナンパ野郎がキレてひと悶着。紗雪もキレそうになった瞬間、その場を沈めたのが、
チョコバナナ売りの兄ちゃんだった!
「あ」「たまたま投げたペットボトルが人に当たってしまった」という事に
当てる気満々だった事はヒミツね
と、その場を沈めるなんてスゴすぎ。で兄ちゃんは紗雪に
じゃー俺と遊んでもらおうかな
今ので完売しちゃったし 暇人同士だしー
どお?
ときめきキタ―――!!!紗雪の脳内がエレクト!
人気の少なくなった夕方、兄ちゃんは紗雪にネイルアートを施し、その手先の器用さに紗雪関心。
で、紗雪は兄ちゃんに幼稚園児のころ「お前笑うの禁止!!」と言われた話をし、兄ちゃんは
その子の本心を代弁してあげようか
「やばい」
「笑うとすごく可愛い」
「他の奴には見せたくない」
「俺だけのモノ」
「だ」
やばい、紗雪もう照れてる。
で、その兄ちゃんは春英高校にいることを知り、再び会えないかなと思われたが、
そのチョコバナナ売りの兄ちゃんが!
萩原克弥 1年 家庭科担当
いっつも授業中寝てるよね 桜井さん▼
?!
と、とにかくアバンギャルドな展開になったこの連載。
タイトルのチョコレートコスモスはキク科コスモス属の花として実際に存在しており、
花言葉が「恋の終わり、恋の思い出」。
これはこの物語の結末がダウナーな方向へ行くことを暗示しているのか?
今回の極みは56p~59pの紗雪のモノローグ。
指先にした 彼の軽いキスが
おそろいの爪から伝わった気がして あつくなる
名前も知らない かすかにチョコレートの香りがする人
今後が期待できる作品なんですが、単行本まで購入して読める作品じゃないと思うんだよね。
早い話、リットン調査団からバッファロー吾郎にランクアップしただけだもん。
で、この作品中でツッコミいれたいところがあるねん。
それは海水浴シーンの紗雪たちの水着から見える胸の谷間が・・・
スクリーントーン!
色気すら感じなかった。
6月号の「ラブ・ベリッシュ!番外編~不思議の国の笑佳ちゃん」の366pの2コマ目、
笑佳妄想のシーンで、胸の大きさに対して腕が細い。バランスが取れてない。
飛んだ笑いグサの駄作である「ラブ・ベリッシュ!」を支持している知能の低い人間は
他の人の作家の体の書き方に対し、いちゃもんばっかり言っているが、人のこと言えますか?
こういうのを、盲判(めくらばん)を押すと言うんだよ!
7月号のカレンダー での樫の木ちゃんがいい例やわ。
今回の作品はテーマは”クソガキ”からの脱却。
春田ななも、もう22歳。普通なら立派な社会人や。
これまでの躍進は、編集部から厚遇を受けたからチヤホヤされた反面、
これが看板作か?と疑問を持ってもおかしくない連載により、多くの人間からの反感を買い、
読者のりぼん離れと、りぼんを出て行った漫画家の流出ペースが異常に増えてきた。
さらに、「結局金かよ」に代表される非常識な言動から連載作家としての品位と品格を欠いており、
いわば、神経衰弱状況にある横綱・朝青龍関と同じ立場に立たされていっても過言ではない。
もう親離れしてもおかしくないだろ。
この連載、新しい春田ななを見せられるか、それともクソガキから脱却できず自滅するか。
自滅の向こうにはうつ病が待っているということを・・・。
続く。