りぼんスペシャル・夏休み大増刊号(破) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

りぼんスペシャル・夏休み大増刊号(破)

続き!


◆「海が呼んでる」(いしかわえみ)

マジぞっと来た!

これって「プリズムの夢」と同じパターン?

初のカラー扉のせいか、気合入った作品にあっぱれ!

図柄に幅が増えてきているんだからさぁ、それを意識したことをやってもらわな困るで。

彩原その同様、オリジナル作品を掲載しても扱いがちんまい公算が高いため、

ジャンプ系DNAを注入して、TVアニメ化が決定した「ロザリオとバンパイア」のスピンオフストーリーを

描いたらどうかと思う。

赤夜萌香(あかしや もか)をはじめ、この作品に登場する美少女キャラたちに焦点を当てたストーリーを

1話完結方式で連載するというのはどうか?!

◆「ヘブンリーブルーの夜」(武内こずえ)

武内こずえ独特の濃い図柄が、未知の領域であるホラーというジャンルにしっかり溶け込んでいる。

最も象徴するシーンがクライマックスに集約されている。

朝顔の弦が舞の体にまとわりつき、彩華が骸骨に変化(へんげ)し、舞を襲うシーンに背筋が凍った。

武内こずえはこの濃い絵柄を生かし、もっと挑戦したほうがいいと思うね。

ワタクシが望むものなら競泳モノをやってもらいたいね。

競泳美少女なら無様な体の書き方が許されないため、いいヒロインが書けると思うね。

◆「七不思議少女」(亜月亮)

マーガレットでの連載が長続きせず不発に終わった亜月亮が久々に登場したんだけど、

何かホラーって無理しているとしか思えない。

実力は結構あるんだけど、もったいない。

「青春してるかい!」に代表される初期の熱血青春モノに原点回帰してみては?
◆「ややプリ」(真城ひな)

以前のきもだめしネタの続編。

星名家は怖いもの知らずやね。(ただしパパ除く)

◆「少年リンダ」(綾瀬ルナ)

こんな幽霊いたらドン引きやん。

◆「トイレの花男くん」(中島椿)

本誌05年11月号掲載読みきりの続編というより新エピソード。

前作は3人のイケメン幽霊に振り回される少女の受難を描いたが、

今回のヒロインである大森涼子はありえね~!!!ことを次々と起こしています。

花火やったら大火事に。

お風呂で寝ちゃってフタ閉められ死にかけられた。

気になってた男子に不幸のメールを送信。

挙句の果てには・・・

プール授業で替えのパンツを忘れ、

「だまっとけばわかんないし バナナの皮とかですべって転んだらお尻みえちゃうけどさ」と

ノーパン状態を決めた涼子が言った途端、更衣室入り口になぜかバナナの皮。

これに転んだノーパン状態の涼子は、いきなり尻見せ(by間抜作)状態。

これが男子生徒の注目を集めてしまい、赤っ恥をかき飛び降り自殺を決意。

大体さぁ、こんなのありえねぇよ!!!マンガしかねーよ!(ってマンガか)

こんなことで自殺を考えるなんて普通バカじゃねーか?!と思うんだよね。

で、校舎の屋上から飛び降りた瞬間、涼子の体が浮き、男子トイレの窓が開き、

導かれたのは・・・イケメン幽霊、トイレの花男くん。

しかも花男くんは生きていた頃の記憶がなく、なぜトイレで幽霊になったのかわからない。

そこで、花男くんは助けたお礼として、涼子に自分が何者かを調べてほしいと頼む。

後半は花男くんの本名と死因が判明するが、衝撃的でしたよ。

話のほうは良かったんですけど、目の大きさと腕の細さは改善されていない。

中島、読者にナメられてるのわかってんの?
◆「花子さ~ん!」(大川ひろみ)

こんな花子さんがいたらドン引きやね。

◆「アップル&チェリー」(おおいま奏都)

正夢工房シリーズに登場したクマさんが登場するショート漫画。

個人的には正夢工房シリーズの方がいいんだけど。

◆「ララ子さんのお店屋」(なにわ小吉)←なにわこきちです。「しょうきち」ではありません。
まず、なにわ小吉について簡単な説明を。

’93年、週刊少年ジャンプ主催の「第4回ギャグキング」を獲得したものの、応募の際、

本名と住所を書き忘れたため、前代未聞の誌上公開捜査を敢行し話題に。

’94年から約2年間連載された「王様はロバ~はったり帝国の逆襲~」は、

最後尾を掲載の定位置とする週刊少年ジャンプでは異例とも言える扱いで異彩を放った。

淡白な絵と計算されたギャグが持ち味なんですが、良くスカト○ネタが出てくる。

少女漫画誌での登場は’01年7月号より2年間Cookieで連載されていた「爛漫・漫ノ華高校」以来2度目。

で、本作ですが、パァパァ森で小さなお店を経営しているララ子さん(小学4年生)。

そのお店の内容は、動物の住処作りですが、芸が細かいです!

カワセミの家はほとんどリビングやし、年寄りのシマリスは・・・一軒家?

いかにもなにわ小吉の特色を生かしたシュールな世界観は賛否両論起こりそう。

スカト○ネタ出たら即アウト。

◆「初恋」(中野さや)

これって近親相姦?「ママレード・ボーイ」?

何か重いテーマですが、中野さやにかかればこんなにスッキリ気持ちの良いものになるとは・・・。

最近の「善次朗」の中絶ネタ同様、りぼんでは近親相姦はtaboo扱いなんだけど、

物語がよければそうゆう問題もチャラにできるしね。


あ、それと、中野さやなら”ヤンデレ”のヒロインが書けそうな気がする・・・。

◆「デタラメ☆キッズ」(優木なち)

ボーイッシュな少女(多少ツンデレな所あり)、五十嵐愛(小5)が恋に目覚めた顛末を描いてますが、

絵の雑さは否めない。人物描写は優れているんですがね・・・。

あと、愛の兄貴、デリカシーっていう言葉知ってんのか?
裏山にこんな谷あるわけないだろ!普通!


優木なちは素質十分だし、”キスシーンの魔術師”の異名でブレイクしているんだからさぁ、

いっそのこと恋愛シュミレーションゲームの「キミキス」を題材にした漫画を書いたらいいのに。

今はヤングアニマル(作画:東雲太郎)&チャンピオンREDいちご(作画:糸杉柾宏)で

連載されているが、どちらも青年漫画誌での連載で、少女漫画誌は未開の領域。
TVアニメ化決定でよりいっそう盛り上がっているのに、乗らないでどうするんだ!

◆「いちごオムレツ」(半澤香織)

この作品の世界ではホラーも笑いに昇華するとは・・・。

◆「専業ラブリー主婦」(森ゆきえ)

前回の春のびっくり大増刊号で大反響を起こしたブラックユーモア満載のギャグ漫画。

紫外線対策>KKK団を連想させると人権団体からクレームが来なければいいのだが・・・。

となりのリュウくん>いくらなんでも「キャビア持ってこい」はないでしょ!

パンまつり>ワタクシもおかしいと思います。なぜカッパなのか?

捕獲作戦>なぜ謎の生物?

出張中パパ>ヌーディストビーチなら許されるんだけどね・・・。

結論>やっぱ森ゆきえは過激だ。

◆「シロとクロ」(虻川裕美)

友達って良いよな。そう認識させてくれました。

{デビュー}◆「ポップペット・モンスター」(佐藤ちまき)

このマンションの住人って普通じゃねぇ!

過激さ狙うなら「専業ラブリー主婦」に真っ向から立ち向かえ!

{デビュー}◆「B-BOYS!」(加藤もみじ)

Bボーイズ全員濃すぎ。しかもバカ。

{デビュー}◆「きずあと」(めぐ恵※発表時のペンネームは乃川みめぐ)

最高の青春グラフィティやね。

691pの”かんちゃん”のアップに将来の可能性を見出した。

でもちーこという呼び方は際どすぎるで。

{デビュー}◆「夢のような日々」(春華あげは)

猫のほうは良かったんだけど、

人物の目、大きすぎるで・・・。

{デビュー}◆「毒ヘビさんにご注意を。」(柚木ウタノ)

絵柄がこってりしすぎ。

続く。