最新シネコンでダブルヘッダー①「北斗・激闘の章」
なんばに角座と道頓堀東映のDNAを受け継いだ森の中のシネコン
「なんばパークスシネマ」に日曜日行ってきました。
ここから見る御堂筋方面は、快晴のせいか、気持ちよかったです。
・・・なわけないでしょうね。
ここのシネコンは全スクリーンに反射板を置いているものの、
こんなん置いて、何か効果あるの?
JBL製のデジタル音響システムは立派なんだけどね。
シートも優れており、前後左右にゆとりがあり、
あとは、コップホルダーが大きければよかったんだけど・・・
で、まずは「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝・激闘の章」。
映画とビデオあわせて5部作という、ドラマ色の強い”ケンシロウ・サーガ”の第3弾。
お世辞にも綺麗とはいえない作画や、なぜ”本職さん”を使わないんだという不満は一部あるものの、
ケンシロウとラオウのドラマが深く描かれており、週刊少年ジャンプ連載当時の担当編集で
武論&原コンビの事を十分熟知している堀江信彦のシナリオ勝ちではないでしょうか。
愛に生きる男、ケンシロウ。
愛を知らず、ただ野望に生きる男、ラオウ。
北斗神拳最強奥義・無想転生を巡るクライマックスのバトルシーンは圧巻でした。
壮絶な戦いの果てに、ラオウが悟った「我が人生に一片の悔いなし!」の真意が良くわかった一本でした。