Will Be 1100万人への道[15]
横浜FCが、4月14日(土)に横浜・日産スタジアム(横浜国際競技場)で行われる
J1第6節・vs鹿島アントラーズ戦で
観客7万人動員を目指している。
オイオイオイ、このご時世に7万人動員だってぇ?
無茶もホドホドにってこと知らんのか!
横浜FCの「苦悩」は”前身”の横浜フリューゲルス時代にまでさかのぼる。
”前身”の横浜フリューゲルスは横浜市に加え、Jリーグ発足当時の川淵チェアマンが、
九州にはJリーグチームがないことと、九州各地への空路も多い全日空がメインスポンサーであることから、
鹿児島県、長崎県、熊本県を特別活動地域として指定。
これがチームにとっては、逆に大きな負担となってしまった。
3ヶ月間三ツ沢公園球技場でホームゲームが行われず、事実上の”死のロード”になったことで、
(無論、国立霞ヶ丘競技場でもホームゲームが行われた)
選手からはモチベーション面、パフォーマンス面が低下するから帯同は嫌だと公言する人間も。
試合開催会場分散で、ホームタウンである神奈川県及び横浜市のサポーターが付かず、
特別活動地域という中途半端な位置に属しているため、九州の試合ではチケットがバカ売れしても、
ファンは付かなかった。
毎年実施している新聞各紙での好きなJリーグクラブのアンケートでは最下位についている。
この状態は’96年のアビスパ福岡のJリーグ参入でほぼ解消されたが、
この頃からJリーグ元年バブルの崩壊で、フリューゲルスには悲惨な末路が待っていたのは言うまでもない。
横浜市といえばマリノスのイメージが定着しており、後発の横浜FCは苦戦して当然。
横浜FCだけでなく、神奈川県はJクラブだけで4クラブもひしめいている。
【神奈川県のJクラブ】※ちなみに静岡、埼玉、大阪、茨城、千葉、東京は各2チーム。
川崎フロンターレ>川崎市
横浜Fマリノス>横浜市
横浜FC>横浜市
湘南ベルマーレ>湘南地域
これじゃ集客に苦労するのは当然。
しかも7万人集めようとするなんて無謀。
もっと動員を促すためには様々な企画を作らなければならない。
①超大物マジシャンによる大型イリュージョン。
当日はTBSが関東ローカルで生中継を行う。その関係でTBSが全力でプッシュする
”空飛ぶ魔術師”の異名を持つ欧州ナンバーワン・マジシャン、ピーター・マービーが
8月開催の東京公演のPRも兼ねて大型イリュージョンを披露。
②ミニ横浜中華街展開
横浜と言えば元町の中華街。
そこで、横浜中華街発展会協同組合 の協力で、横国のコンコースに
横浜中華街の名店が出店する”ミニ横浜中華街”を展開。
テイクアウト専門で客席にも持ち込める点心物や弁当でチャイナタウンの雰囲気を出してもらう。
ちょうど開催日は花鳥節・姫林檎期間も佳境ということで、横浜中華街で来場を呼びかけたり、
試合日の入場者全員に花鳥節・姫林檎期間ならではのオリジナルノベルティのサンプリングを行ってみては。
③全日空&横浜フリューゲルスvs日産&横浜マリノスのOB戦
OBによる横浜ダービーを前座試合として行い、オールドファンの来場を促す。
④横浜市西地区ローラー作戦
横浜FCの練習場のある戸塚区に加え、横浜市の保土ヶ谷・泉・旭・瀬谷・緑・青葉各区に
宣伝カーを走らせたり、協力店舗にポスターを貼ったりして来場を促す。
「横浜西地区は徹底的に横浜FCを応援します」名目で、西地区を横浜FCに染め上げる。
(ちなみに東地区は横浜Fマリノスに任せて。)
これなら興味をもってくれること間違いなし。
先の日本代表の試合でさえ6万人集めるのに大変だったことを考えたら、何か策を講じることが必要。
試合前日に三浦カズを先発に出すことを発表してくれたら、想像以上の来場が期待できる。
ま、1000人収容のホールに100人しか入ってなかった和泉元彌の狂言公演よりは面白いとちゃいますか?
ドラゴン久保が空中元彌チョップより威力がある空中ドラゴンシュートを出したら面白いかも。