Will Be 1100万人への道[9]
今回は18日(日)に開幕するJFL(日本フットボールリーグ)に在籍するチームの中で、
今年4位以内に入ることを義務付けた、もしくは将来J昇格を狙うクラブを紹介する。
「JFLって地味」と言わずに。
今から応援するとさぁ、Jに昇格したときに胸を張って自慢できるぞ。
【ロッソ熊本】
本拠地:熊本県熊本市
主なホームスタジアム:熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKウィング)
監督:池谷友良
NTT熊本、アルエット熊本を経て創設された熊本市のクラブ。
昨年のJFLは5位と、当時のJリーグ昇格条件である2位以内を確保できなかった。
今年は喜名哲裕、有村光史といったJリーグ経験者を補強。
昨年果たせなかったJ昇格に再挑戦だ!
【栃木SC】
本拠地:栃木県宇都宮市
主なホームスタジアム:宇都宮グリーンスタジアム
監督:高橋高(たかはし たかし)
現在大宮アルディージャに在籍しているFW若林学を”飛び級”で輩出したクラブとして
名を知られるようになった栃木SC。
開幕登録メンバー36選手のうち、13人が地元・栃木県出身ということで、地元の期待も大きい。
今年は地元出身の一人であるMF小林成光がサガン鳥栖より加入。
あとは地元がJ昇格実現に向けて行動をとってくれれば。
【ガイナーレ鳥取】
本拠地:鳥取県
主なホームスタジアム:鳥取バードスタジアム
監督:水口洋次
Jリーグ準加盟に伴い、SC鳥取より改称。
今年の登録メンバーは至って地味だが、
ヴィッセル神戸と選手活用提携を結んでおり、神戸から来た中堅選手の活用に一役買っている。
また、「ゲゲゲの鬼太郎」の町・水木しげるの出身地(境港市)ということで、
鬼太郎がチームのマスコットキャラとして活躍しているのも面白い。
今年はウエンツ瑛二主演による実写版映画の公開や、TVアニメシリーズも始まるし。
(あ、脱線した。)
【FC岐阜】
本拠地:岐阜県
主なホームスタジアム:長良川陸上競技場
監督:戸塚哲也
西濃運輸サッカー部休部(’97年)から10年、岐阜にサッカークラブが帰ってきた。
現役時代は日本代表にも選ばれた戸塚哲也を監督に迎え、
選手もJリーグ経験者が多い。昇格が実現してもおかしくない。
あとは地元の協力が不可欠だと思うが。
※ところが、今年1月、Jリーグ準加盟申請をしたが、
常勤役員1名、常勤スタッフ2名の確保を満たしておらず、JFL開幕まで継続審議中。
16日に行われたJリーグ臨時理事会で、FC岐阜のJ準加盟が条件付きで認められました。
その条件は・・・
①経営面の改善。
②6月~8月にJリーグから予備審査を受ける。
常勤役員・スタッフの設置や地元の支援体制をクリアしても、
資本金の積み増し、収入計画の実効性、長良川競技場の整備がまだ残っているため、
これらの点が改善されるかは、クラブの手腕が問われる。
いかがでしょうか。
将来のJリーグ昇格を見据えたクラブは他にもあるが、
”おらが町のチーム”を応援することが、地元の活性化につながる。
毎試合スタジアムを満杯にして、J昇格に夢を馳せてみませんか?