1月号(後編)
【別冊付録・りぼんミニ】
人材活用策の一環として発行されたRMC並みのボリュームで放つ「りぼんミニ」。
スケバン恐子曰く「読まないとがっかりだよ!」な内容ですた。
◆「泣きむし武勇伝」(樫の木ちゃん)
野獣だらけのクラスに姫が1人・・・って、何か「ロッキン☆ヘブン」と被っているような・・・。
ツッコミどころ満載。
あ、3月号より新連載やるらしいよ。そのタイトルが・・・
「株式会社ラブコットン」
あ、ベンチャー起業ものか?少女漫画では新鮮だと思うね。
◆「トライアングル」(大岡さおり)
母子家庭の乃愛(のあ)の家庭って、何か「たらんたランタ」の佐久間家と被っているような・・・。
家族の良さを再認識させてくれた1作でマジいい。
◆「成長型アンドロイド斉藤くん3号」(北沢薫)
やっぱこれってありえねぇぇぇぇぇ!!!
成長型アンドロイドって普通生体系なんだけど、ボルトやナットって・・・。
錆びちゃうやん。
◆「おもちさま」(萩わら子)
一見ファンタジーかと思ったら、夢見る少女の妄想コメディだよね。
◆「お砂糖づけのミス・ハニー」(持田あき)
小技がキチンと効いている、シリアスと笑いのバランスが取れた傑作。
コクがあってクセがない。これぞ少女漫画って言いたいね。
◆ヨタ話
こういった別冊まんがは大歓迎。
RMC並みのボリュームならいろんな作品に出会えると思う。
今後はテーマ別で。 最もテーマ性の高いものと言えば・・・
①「高校生になってからはもう遅い?!小学生からのセックス特集」
これなら教養教材として正しい性知識を得られると思う。
②「チャレンジりぼんグランプリ」
’06年冬休みチャレンジ大増刊号でクリ広げられ、
大好評だった「チャレンジりぼんグランプリ」をやって欲しい。
今回も”2年選手”中心でセレクションして、本誌連載権を賭けたバトルを。
③「4コマロイヤルランブル」
秀作ぞろいのストーリー部門とは正反対の新人漫画賞のショート&ギャグ部門。
その活性案として、先人の”芸風”を見習え!と言うわけで、4コマのアンソロジーを。
本誌・増刊ではお馴染みのレギュラーメンバーに加え、外部からも積極参入。
4コマギャグとはこういうもんだ!ってトコロを見せつけてもらいたい。
【本誌のヨタ話】
◆今月の新人さん。
今月号は4人の原石を発見できた。
漫画スクールで、水純(みすみ)あかね(24)と佐酉沙子(21)が準りぼん賞を獲得。
それだけではない。
’06年度下半期の新人漫画賞で、岡野小夏(22)が準入選でデビューを勝ち取り、
佳作の大詩りえ(20)も特例でデビュー。
岡野さんはカットだけで刺激的な作品が見込める。
水純さんはテンポがありそうなんだけど、絵が何か・・・。
◆超びっくりお正月大増刊号の広告
もう既に入手していると思うが、本誌496pの広告で、
497p 496p
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この■の部分は”待ち組”、”ワンコールワーカー”。
前編の冒頭 で待ち組が増殖したにもかかわらず、りぼんオリジナルの休刊で
活躍する場をどんどん奪われてしまい、最悪の場合ライバル誌に流出するという事態に。
こういった人間の中に、今の本誌の姿勢に対する不満を持つ”反体制派”がいても可笑しくないだろう。
こういった活躍できる機会をもっと増やしてくれれば反発は起こらなかったはずだ!
◆今号より始動・読者ページのUG
「お悩み伝説」でこんなことが聞きたい。
「何で編集部は春田ななと種村有菜だけエコヒイキするのか?」
「何で発行部数が急落したのか?」
「なぜりぼんは外部の介入を拒むのか?」
編集部が大慌てするわ。
◆次号予告
次号は槙ようこの新連載に加え、読みきり2連発。
ひとりは、11月号であいざわ遥の画風で攻めて(ある意味反則)反響を巻き起こした村田真優が
「ドクロXハート」の続編を掲載するようだ。前回の反省は改善されただろうか。
もうひとりは、最高のストーリーテラーで本年の夏休みびっくり大増刊号に掲載された
「キズナバトン」の感動が記憶に新しい幸村けいこが登場。
この2人は期待できそう。
あみ~ご!冬号と超びっくり冬休み大増刊号については年明けになりそうです・・・。
以上!