12月号(後編) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

12月号(後編)

遅れてもうたが、続き。


◆「HIGH SCORE」(津山ちなみ)

”マドモアゼルゆみこ”ことミッキーがクリスマスカード

あんなクリスマスカード、ドン引きするぞ。

M字開脚・・・

女豹ポース・・・

でしかも後ろ向き・・・


津山さん、今の作風じゃ青年誌でも通用しますよ・・・。


ミナサーン!

ピュアボーイ イジメチャダメダヨー

ユミコカラノオネガイネー☆
◆「C▼C▼C」第2話(中島椿)

まず、学祭の翌日が休みだってことを、はにぃは知らなかったことに

喝だ!

おまえはかなりのすっとんきょう(まぬけ)だ!


本題に入ろう。

またしても、はにぃがロビンに振り回され、エロエロボディのばにぃになりますが、

結末、元に戻った瞬間、ロビンが赤ちゃんに・・・。
その元のロビンに戻る方法が・・・


「おまえが オレと一夜をともにして 結ばれるしかねェ!!」


ってことは、まさか次号のりぼんで、セックス解禁?!

っていってもあんまり期待していないが、中島椿よ、

最近こんな問題作がブレイクしているの知っているか?

To loveる(1) <「ToLOVEる」1巻(矢吹健太朗/脚本:長谷見紗貴)

「いちご100%」(河下水希)以来、健全な男子のジャンプ読者を悶々とさせている「ToLOVEる(トラブる)」。

その内容がメチャすごくなっていることを。

中島椿も見習うべきのこれが衝撃的内容だ! (別ウィンドウで飛びます)

次号解禁とブッこいた以上、「技量不足でスマン!」じゃ済まされないぞ!

◆「出ましたっ!パワパフガールズZ」第5話(込由野しほ)

9月16日放送済みのエピソードを前号との2号に分けて・・・って、語る必要なし。

◆「いちごオムレツ」(半澤香織)

修学旅行の夜に何か起こそうとしているが・・・

読んでるこっちもくだらねぇ~。

◆「ややプリ」(真城ひな)

「忘れものない?」では漫才での「天丼の法則」(同じボケを2回以上続けてやる方法)を取り入れていい。

◆「天下無敵R」第3話(武内こずえ)

白鳥と次郎の間で大きく揺れ動く雀。

風邪がいい余波を呼んでくれて良かったと思う。

なるほど、「天下無敵R」のRってこの意味だったとは・・・。

で、何で次号カラー落ちやねん!


「同じ制服でも あの子が着ると なんで ああも エロいんだろう」


これ立派なセクハラ。

◆「アニマル横町」(前川涼)

オチのケンタの一言


「でも 来年も さ来年も 5歳なんだろうな・・・」


ま、あんまり考えずに・・・。

◆「シュガーズ☆」第4話(黒崎みのり)

とんでもないことになってます。

梨多が7歳(小1)の時、髪をピンクに染めたことから、ロックに目覚めた話は

作者の感情が良く出ていた。

”洋食屋の襲撃”から4ヶ月のライブハウス再”出撃”のあとの

「私はっ・・・ついていけない きっと邪魔になる」

沖田の脱退。

「オレはもう お前の側には いられない」

咲屋が梨多から離れようとした。


次回、大揺れです。

◆「生物惑星Woo」第4話(加々見絵里)

なんかトーンダウンしてない?

作者のホノボノ具合が強すぎて、円谷カラーを殺している。
◆「モノクローム・ワールド」(彩原その)

イイ!超イイ!クリスマスにちょうどいい話だよ!

単純に読めばファンタジーに捉えられるかもしれない。

だが、主人公を精神的色盲に設定し、見た世界が白黒にしたことが物語を面白くしてくれている。

 一時的な精神的障害でみたら”乙女ちっく”の開祖・太刀掛秀子大先生の「花ぶらんこゆれて・・・」の

 集英社文庫版の2巻で、主人公のるりが義妹の死で精神的に追い詰められ(一時的に)失明。

 そのあとどうなったかは楽天ブックス で注文して読んでね。無論キミの自腹で。

発売されたばかりの初RMC「天国の切符」 も読んでみれば、

彩原そのはこれからのりぼんで必要な戦力になるとわかるだろう。

◆次号は朝吹まりの新連載と「りぼんミニ」。

次号は朝吹まりの連載「キミとここから!」がスタートします。

小学生6年生、漫画家目指している少女が経験する異色の漫画家まんが。

朝吹まりはワタクシが最も連載を所望している漫画家の一人。

昨年の冬休みチャレンジ!大増刊号での連載権争奪りぼんチャレンジでは

あと一歩で連載権を逃したが、ワタクシのこのコラム で読者が必要な戦力を把握できたことや

読者の要望が多かったことも後押しするきっかけになった。

読者の期待を裏切らない作品を望む。

りぼんの内情を遠慮なくビッシビシ描いてくれよ!<朝吹

それと、豪華ラインナップの別冊まんが付録「りぼんミニ」が付いてきます。

樫の木ちゃん、大岡さおり、北沢薫、萩わら子、持田あきの長編に、

綾瀬ルナのおバカヒーローまんが「少年リンダ」も三たび登場。


”待ち組”の人材活用こそがりぼん再浮上のきっかけになることを。

なかよしの休刊が現実味を帯びてきた追い風が今吹いていることをお忘れなく。<編集部