11月号(後編) | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

11月号(後編)

続き。


◆「ロッキン★ヘブン」第11話(酒井まゆ)

これで「ピーターパン症候群までの酒井まゆは忘れてください」

意味がよーく分かっただろうといえる位、連載も、もう1年。

13日にはRMC2巻(初版限定特典としてステッカーつき!)が発売。

ロッキン・ヘブン(2)

今月号は40p、次号12月号と次々号1月号は2号連続巻頭カラーを張るなど、

「ロッキン★ヘブン」は他誌にケンカを売るくらい胸を張れる傑作に成長した。

(付録依存症のちゃおと、他人のふんどしで相撲をとるなかよしはケツ毛レベル)

もともと酒井まゆはね、才能があるのよ。今後を支える存在なのよ。

だが、編集部に踊り放題踊らされて、人生のどん底を味わった。

昨年秋、凋落から不死鳥の如くよみがえり、今は真の黄金期の真っ只中である。
酒井まゆはトンパチなところもあるので、

今後は「これぞリアル少女漫画」を目指してもらいたいもんだ。

歪みきっているりぼんをグルグル引っ掻き回してくれ。

ナチュラブ・ボーン・ステゴロ女王の異名を持つ酒井まゆなら出来るって!


閑話休題。今月号のことを書こう。

先月号から続く、藍からの「好き」にソワソワしている紗和。

連載開始時の「ツンツン」モードから、積み重ねるごとに「デレ」になってゆく様子に

最初のヤマは過ぎたなって感じがしましたね。

次のヤマは、漫画家を目指している晶。紗和との関係にヒビが生じてきそうな予感。

天羽学園高等部に入学した理由が、漫画のネタ探しではなかった?!

次号を心して待てってことかぁ?!

でも、紗和と藍の関係を、晶に気づかれるなんて、喝だ!

紗和、お前ミエミエすぎるぞ!

◆「ややプリ」(真城ひな)

おたまじゃくしは寿司ネタに使えねぇぞ!

せめてカエルになってから調理しろ!(ってこの食材、普通調理しねーだろ!)

アイドルがどうやって学校の池に流れて来るんだ?!疑問に思わないのか?!

◆「天下無敵R」第2話(武内こずえ)

早くも絶好調のこの連載。

白鳥が雀を避けている理由が雀の強引とも取れる実力行使でひと段落ついたことやし、

次に注目されるのは雀と次郎の関係に。
◆「ラブ・ベリッシュ!」第15話(春田なな)

相変わらず展開にヤマがない。
しょぼくて話にならないよ。

パリス・ヒルトンのハメ撮りビデオの方を見習いたまえ。

いくらアンケートの上下に関係なくカラー扉つけるのは可笑しいに等しい。

◆「出ましたっ!パワパフガールズZ」第4話(込由野しほ/プロジェクトPPGZ)

今回はアニメ版の12話 を前後編に分けて掲載。

もうアニメ版見ている諸君はこのお話のオチが分かっていると思うので、

面白みが薄くなるかも。

漫画版独自の物語をやってみることが出来ないのか!?編集部よぉ!

◆「シュガーズ☆」第3話(黒崎みのり)

学祭ライブ決行を決めた梨多たちシュガーズだが、そう簡単にはきまらねぇ。

リーダーとなった梨多の情熱はそう簡単には折れねぇって感じがしましたね。

それにしても大体ねぇ、グロの生徒会長ってありえねぇ?

今月号はシュガーズのポスターイラスト募集もあり、

(みのりんのは説得力ありだが、梨多の例は・・・。同一人物が書いたとは思えない・・・)

これからだという所に、次号カラー落ちだぁ?!売り込む気があるのか編集部は!

◆「とっておきのうた」(雪丸もえ)
漫画スクールで最高賞であるりぼん賞を獲得した期待の新人が登場。

32pじっくり読んでみたら、新人とは思えぬ物語力の強さに拍手。
でも、増刊刊行ペースが減り、実力を試す機会がないため、

今後どうやって展開させるか、生かすも殺すも、最高賞デビューという鳴り物入りで

プロの漫画家の仲間入りを果たした雪丸もえ自身にかかっている。
◆「たらんたランタ」第10話(槙ようこ)

あみなの更生のために友達宣言したヒカル。

あみなはヒカルを避けに避けまくっているが、


私は 人に出会うために 生まれてきたの


ヒカルの体当たり的な実直さに距離が近づいた感じ。


終わりのない青春 それを選んで絶望の波にのまれても

ひたすら泳いでたどりつけば また何か覚えるだろう

(「So Young」THE YELLOW MONKEY)

◆「アニマル横町」(前川涼)

大先輩のオマージュって一体・・・


ところで、「アニ横」アニメ亡き後のテレ東10月の火曜夕方を見て愕然とした。


17:30「NARUTO」[再]

18:00「D-Gray Man」


オイオイオイ!東(不可止/テレ東アニメの仕掛け人)!

「NARUTO」再放送するくらいなら、「アニ横」もっとやってくれよ!!!

◆「紳士同盟クロス」第27話(種村有菜)

今回なんか展開がナメてない?

下の位置にいてカラー扉に特別付録なんて許せない。

りぼんのオンブズマンが黙っちゃおられないだろう。

◆「生物惑星WoO」第3話(加々見絵里)

友達ってとってもいいことを考えさせられた。最高。
◆「ドクロXハート」(村田真優)

あいざわ遙の画風で攻めてくるというなんて、(いい意味で)”反則”の村田真優が本誌に来た。

恋愛疫病神・富田四郎(29)がクラスの担任にきてしまった、後藤夢。

そんなクラスにいても彼女には隣のクラスの美並が希望の光。

例えどんな受難を受けてでも前へ向う姿勢に及第点。

◆次号予告

今最高の盛り上がりを見せている「ロキヘブ」が2号連続巻頭カラー。

桃山あんずの新連載は22p。

夏休みびっくり大増刊では100pを書かせるなんて無茶なことを考えたら、

この22pは妥当な数字。

クリスマスに相応しい読み切りとして、彩原そのが読みきりで本誌初登場・・・って、

カラー40p

なんじゃそらー!!!待遇が良すぎだ!別にカラー扉入れる必要あるのか!