自身の代表作「転校生」を自らリメイク。
「犬神家の一族」が市川崑監督自らのメガホンでリメイクすることで話題になっているが、
これに続き、自身の代表作をリメイクする監督が登場した。
大林宣彦監督(68)の代表作の一つである「転校生」が、24年ぶりに大林監督自らのメガホンでリメイクすることになった。
映画は’82年に公開。中学生男女の心と体が入れ替わる騒動を描いた傑作で、
この映画により舞台としてロケを行った広島県尾道市の知名度を一気に高めた。
(その後、「時をかける少女」「さみしんぼう」でも尾道を扱ったことから”尾道三部作”と呼ばれた)
今回のリメイク版は・・・
◆舞台を尾道から長野県長野市に移した。
◆小林聡美と尾美としのりのコンビは、15歳同士の蓮仏美沙子と森田直幸に。
長野で生まれ変わる「転校生」はどんな展開になるのか。今月末に撮影を開始し、公開は来年夏。
大林監督も「50年後に伝えたい作品にしたい」と意気込んでいることから、本気が伺えた。
’82年版を見て、心して待て!