噂どおり!2100円はお買い得!
「こち亀」連載30周年 「“超”こち亀」の凄い内容 週刊少年ジャンプで連載中の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)が30周年を迎えたのを記念して発売された『超こち亀』の内容が凄すぎる! と話題になっている..........≪続きを読む≫
一度の休載もなく(!)連載30周年を迎えたとあって、すごい内容に仕上がってます。
まずは夢のコラボ漫画4本立て。
「こち亀+ゴルゴ13」(秋本治+さいとう・たかを)
両さんを週ジャンのバンディエラ(旗頭)というならば、向こうはビッグコミックのバンディエラ。それがゴルゴ13。
この夢のコラボは超おいしいが、未経験の領域に両氏も気を配っていただろう。
ところで、テロ警備でのトランクチェックで、ゴルゴのバッグが異様に重いと感じなかったのか!空港警察は!
「こち亀+ルパン三世」(秋本治+モンキー・パンチ)
3度のTVアニメシリーズでファンを拡大した、大泥棒にしてヒーローのルパン三世が、両さん擁する亀有署と対決!
銭形警部も手こずるルパンだけにどんな展開になるかと思ったら、変装に告ぐ変装の連発!
お笑いの世界で言うところの天丼(同じネタを2度3度繰り返す)の手法を入れたとは・・・
オチはいかに「こち亀」らしいところを見せたもんだ。
「こち亀+キン肉マン」(秋本治+ゆでたまご)
両津vs正義超人軍団の戦いになるかと思ったら、正義超人軍団の”困ったちゃん”ぶりに苦笑・・・。
「こち亀+ドラゴンボール」(秋本治+鳥山明)
JC「こち亀」69巻収録の”ウソ最終回”「あらたなる旅立ちの巻」の続きをコラボ漫画で実現。
両さんの不死身ぶりにフリーザも真っ青。お陰で相当ショックを受けたらしい。
続いて「祝!連載30周年特別寄稿展」
偉大なる連載の30周年ということで、参加作家も掲載誌の垣根を越えて集結。
尊敬の念を込めたものは勿論、両さんの人柄の良さ(?)を表したネタもあれば、
タブー(?)とも言える秋本麗子の巨乳ネタに踏み込んだものもありで、
バラエティに富んだ内容は凄い!
でも、りぼんからの漫画家はOBの一条ゆかり、藤井みほな、寿らいむ、水野英子しかなく、
現役作家からの選出はゼロ。まさに”冬の時代”であることを痛感。
30年間人気を保てた秘訣に迫る企画もあり、「こち亀」フリークは必須のモストアイテム。
2100円はお買い得だぞ。
「こち亀」を”つまらない”と言うキミは、もう漫画を捨てたといっても過言じゃない。
いや、漫画だけでなく人間も捨てたとは・・・。