2000号まであと10号のところで・・・
老舗のプロレス専門誌「週刊ファイト」が27日発売の第1990号を以って休刊することが
発行元の新大阪新聞社から発表された。
’67年の創刊以降、タブロイド版の新聞スタイルを貫き、ターザン山本や金沢克彦といった名物プロレス記者を輩出。
あくまで創刊から週刊スタイルを貫いたプロレス専門誌は週刊ファイトが最初。
(それまで月一刊行だった週刊プロレスと週刊ゴングは’83年と’84年に週刊化/東スポはあくまでレジャー新聞のため)
記事の信憑性に関して言うなら、東スポよりスゴイかもしれない。
週刊ファイトに限らず、新聞、雑誌の紙媒体にとって、ネットの普及は
出版元の公式HPでリアルタイム更新で便利になり、
余分な森林伐採をせずに済み、二酸化炭素削減に一役買えるが、
逆にネットにウェイトをおくと、紙媒体の衰退を招きかねない。
文明が加速する中、人類は何かを犠牲にしたのか、思い返すべきだと思う。
2000号の節目を目前にして、休刊はとんでもないことかもしれない。