公約達成できなかったけど・・・意地は見せた。
2006 FIFA WORLD CUP GERMANY(TM)
≪FUTURE MATCH of THE DAY≫
3位決定戦【シュツットガルト/52000人】
ドイツ 3<0-0/3-1>1 ポルトガル
56分<ドイツ>シュバインシュタイガー
60分<ドイツ>オウンゴール(ペティート)
78分<ドイツ>シュバインシュタイガー
88分<ポルトガル>ヌーノ・ゴメス
【この日の両チームスタメン】
65分 ノイビル<>クローゼ
71分 ハンケ<>ポドルスキ
79分 ヒツルスペルガー<>シュバインシュタイガー
カーン
ラーム ノボトニー メッツェルダー ヤンセン
フリンクス ケール
シュナイダー シュバインシュタイガー
[H]ドイツ クローゼ ポドルスキ
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[A]ポルトガル パウレタ
デコ
クリスティアーノ・ロナウド シモン
マニシェ コスティーニャ
ヌーノ・バレンテ リカルド・コスタ メイラ フェレイラ
リカルド
46分 ペティート<>コスティーニャ
69分 ヌーノ・ゴメス<>ヌーノ・バレンテ
77分 フィーゴ<>パウレタ
4年前の忘れ物を取り戻すためにがんばってきた男がいる。その男の名前はオリヴァー・カーン。
開幕直前、残念ながらクリンスマン監督は、正GKにレーマンを指名した。
心の中がモヤモヤの中、カーンは(本人にとっては似合わない)「12番」を付け、開幕を迎えた。
ベンチウォーマーになっても、カーンはチームを元気付けさせ、
決勝トーナメント準々決勝のアルゼンチン戦では、不仲が囁かれていた正GKレーマンに
アルゼンチンの2年間のPK傾向を書き記したメモを渡して、レーマンの好セーブを”アシスト”。
チームが一体感に包まれ、これからだ!という矢先に準決勝敗退。
チームの”功労者”として励まし続けたカーンに、3位決定戦で先発を張る事になった。
6試合出場できなかったモヤモヤを吹き飛ばすかのように、カーンは好セーブを見せ、
デコの強烈なシュートやC・ロナウドの無回転シュートを弾き飛ばし、カーンなりの男の意地を見せた。
結果3-1でドイツ勝利。この試合のあと、カーンは代表引退を表明した。
今回の先発は、これまで応援してきたドイツ国民のためと、代表を支え続けた自分自身のため、
悔いのないプレーを見せ、試合後、カーンは代表引退を表明した。
公約(優勝)は達成できなかったけど、カーンにとっては悔いはないだろう。
≪ワタクシが選ぶHERO OF THE DAY≫
オリバー・カーン(ドイツ)
代表引退試合ということで、言うまでもなく彼を選んだ。
≪今日の一言≫
3位でもドイツはカーン喜(歓喜)。