ダークホース・ポルトガル40年ぶりの準決勝進出!
2006 FIFA WORLD CUP GERMANY(TM)
≪FUTURE MATCH of THE DAY≫
準々決勝【ゲルゼンキルヘン/52000人】
イングランド 0<0-0/0-0 延長0-0/0-0>0 ポルトガル
<PK戦>イングランド 1-3 ポルトガル
両者決め手を欠いたこの試合だが、踏んだり蹴ったりだったのはイングランド。
後半7分にMFベッカムが右ふくらはぎを痛め、MFレノンに途中交代してしまうわ、
後半17分FWルーニーがポルトガルDFカルバーリョの股間を踏みつけ、(スパイクで踏まれたから超痛い!)
さらに所属するマンチェスター・ユナイテッドではチームメイトのFWクリスティアーノ・ロナウドを小突き、
一発レッド。
10人で戦うには精神的にもかなりのプレッシャーが圧し掛かり、PK戦を戦いきる精神力は使い果たしてしまった。
’98年フランス大会決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦では当時まだホープだったベッカムが
アルゼンチンMFシメオネに対する報復行為で退場。イングランドはPK戦の末にベスト8進出を逃した
苦い思い出がある。
攻撃の要を欠き、守りに入っていた事が痛すぎた。
ベッカムも相当な覚悟で今回の大会にかける意気込みは大きかっただけに、前回の韓日大会に続く
ベスト8止まりはやり切れなさがいっぱいだっただろう。
≪OTHER GAMES≫
準々決勝【フランクフルト/48000人】
ブラジル 0<0-0/0-1>1 フランス
57分<フランス>アンリ
≪ワタクシが選ぶHERO OF THE DAY≫
アンリ(フランス)
ブラジルの野望を阻んだのは”キング・オブ・クール”の異名を持つ快足FWティエリ・アンリ。
彼の持ち味である快足が、ブラジル戦で威力を発揮した。
ペナルティーエリア左前からのFKをMFジダンが蹴り、ファーサイドでフリーとなったアンリが
右足インサイドでボールを押し込んでゴール。この虎の子の1点を守りきりブラジルに勝利。
彼にとっては今年5月のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で、バルセロナに所属する
ブラジルMFロナウジーニョに屈し、アンリが所属するアーセナルが優勝を逃した。
今回の試合はロナウジーニョにリベンジを果たした格好となった。
≪今日の一言≫
ジダがジダンに嫉妬してジダンだ踏んだ。
※これを3回早く言ってみよう!