日本代表の敗因で【後編・日本サッカー協会への宿題】 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

日本代表の敗因で【後編・日本サッカー協会への宿題】

しかしさぁ、川淵キャプテンも飛んだチョンボかましてくれましたねぇ。

次の日本代表監督候補に65歳のオシム爺さんを選ぶとは・・・。

4年後だと69歳・・・。いつポックリ逝っても可笑しくない年齢だぞ。

もっと真面目に考えてよ<日本協会。


そこで、4年後を見据え日本サッカー協会にはワタクシから宿題を出そう。

【その1・名前より実績。自由より規律。】

’02年大会のときは当初アーセン・ベンゲルにオファーをかけた。だが、アーセナルの契約優先を理由に固辞。

その代役として紹介されたのが、フィリップ・トルシェ。

コートジボワール、ナイジェリア、ブルキナファソ、南アフリカとアフリカ諸国の代表チームで手腕を発揮し、

指導者としては「?」だったが、規律重視を取ったことで(一部の人間には憎まれたが)

’00アジア杯優勝、’01コンフェデレーションズカップ準優勝し、

’02FIFAワールドカップ(TM)韓日大会で最低ノルマである予選リーグの突破を実現。

だが、今回のジーコはどうだ。鹿島アントラーズを強豪クラブに仕立て上げた手腕を高く買ったものの、

代表レベルでは未知の領域。海外組依存と自由奔放なやり方に賛否両論が渦巻いていたが、

’04アジア杯制覇、’03&’05東アジア選手権準優勝、

そして’06FIFAワールドカップ(TM)ドイツ大会アジア地区予選突破・本大会出場権獲得で結果を残した。

だが本大会、選手を野放しさせるには、かなり早すぎた。まだ規律が必要だってことを痛感させた。

規律サッカーに戻すには規律を重んじた指導者が必要である。

ワタクシが推す人間はファビオ・カペッロですかね。ACミラン、レアル・マドリッド、ASローマ、ユベントスと

就任先で必ず国内リーグ制覇を成し遂げており、(ACミラン時代はUEFAチャンピオンズカップ制覇も)

保有戦力を見極める眼力も強い。だが、守備重視の戦い方が受け入れてくれるかが疑問。

【その2・中田(英)に続くカリスマの育成】

今回のFIFAワールドカップ(TM)をもって中田(英)は代表引退を自身のHPでほのめかしている。

彼は韮崎高校時代から引退後の青写真を描いており、現在は東ハトの社外取締役も勤めていることから

実業化転身もありえる。

’94年以降の日本代表の歴史は中田英寿の歴史そのものといっても過言ではない。

精神的支柱としてリーダーシップを発揮し、窮地に立たされても士気を高める努力もした。

だが、彼に続くカリスマで思いつく選手が不在。中田英の後継者というべきカリスマを育成すべき。

ワタクシなりのカリスマ候補は、名古屋グランパスの本田圭佑。

技術もあるし、向上の努力も欠かせないが、強気なビッグマウスもカリスマになれる武器になる。

あと、ル・マンの松井大輔、清水エスパルスの藤本淳吾、横浜FCの内田智也、愛媛FCの濱岡和久も

カリスマ候補にあげておきたい。

【その3・Jリーグのレベルアップ】

その礎となるのはJリーグ。地域密着が定着し、結構盛り上がっているが、各クラブとも節約経営が続いており、

面白みに欠けるチームがあることも否めない。

FIFAワールドカップ(TM)ドイツ大会に出場した代表選手を大枚はたいて獲得してもらい、

イタリア、イングランド、スペイン、ドイツに負けない世界最高リーグを目指すべきだと思う。

’94アメリカ大会終了後、優勝国のブラジルを中心に大会出場選手がJリーグにどっと来たことを考えたら。


これがワタクシからの宿題です。実行できますか?<川淵キャプテン