守備陣崩壊+玉田がブレーキ
国際親善試合・キリンカップサッカー2006第1戦<大阪・長居/44851人>
日本 1<0-1/1-1>2 ブルガリア
1分<ブルガリア>Sトドロフ
76分<日本>巻
90分+1分<ブルガリア>ヤネフ
とにかく今後に課題を多く残した一戦。敗戦に笑顔なし。
この日のスタメンは↓
玉田 巻
村井 遠藤 加地
福西 阿部
田中 宮本 中澤
川口
この日のDF陣、左サイドの村井以外はジーコが信頼する人間ばっかりだったが、
集中力を切らした時間帯で、日本の守備陣が完全に崩壊しようとは誰も想像しなかった。
開始1分(正確には開始0分52秒)、中澤を振り切って放ったYトドロフのシュートかと思わせたら、
二アサイドに飛び込んできたSトドロフが田中を置き去りにして「今だ!」と言わんばかりに
フリーでシュートを決められた。
これだけではない。最悪の場面は後半ロスタイムにも起こった。
玉田 佐藤
小笠原
遠藤 小野 阿部
アレックス 宮本 中澤 加地
川口
後半は4バックに軌道修正したが、走りこむブルガリアのFW陣の動きに気をとられた川口の対応が、MFヤネフにFKを直接決められた。
決定力の点で言うならば日本は20本打って1点、ブルガリアは8本打って2点。日本のインポテンツな決定力は
またしても解消しなかった。
収穫があったのは巻のあのゴールではないのでしょうか。
90年のイタリア大会ではノーマークだったイタリアのスキラッチが得点王になったり、
02年の日韓大会では前年までアマチュアのチームにいたドイツのクローゼがハットトリックを決めた。
いわゆる無名の存在がジーコジャパンを救うのではないでしょうか。
中盤は相変わらずのハッスルぶり。途中から入った小野は日曜に試合をしたとは思えない、
華麗なベルベットパスを繰り出し、福西と遠藤は自ら攻撃の基点として展開を組み立てるものの、
FWがあれじゃねぇ・・・。
玉田?あれは問題外。決定力がしょっぱい人間は、23人に入る資格はない!
♪さあ 行け~ サムライブル~ いつも 俺たちが ついてるぜ 大和魂 見せようぜ