強調するなら、黒人のチ*ポはなぜでかいのか。
梅田の映画館で「マンダレイ」見に行きました。
未だ足を踏み入れたことがない、というより死ぬまで2度と足を踏み入れることはない国・アメリカを描いた
ラース・フォン・トリアーの”虚構の国”アメリカ3部作第2章。
ドッグヴィル大虐殺から数年後、グレースは父のギャング団の「狩り」でアラバマ州を訪れ、
途中、白人が黒人をこき使う”ママの法律”によって縛られた農園、マンダレイの光景を目撃する。
ドッグヴィルで学んだ「力の行使」を利用して、グレースはマンダレイに真の自由を与えようと奮起するが・・・。
「ドッグヴィル」同様、スウェーデンの大きな廃工場をスタジオにし、白い床に黒いペンキで境界線を描き、
ミニマムなセットを並べただけの質素な世界は普通じゃないと思うが、
俳優陣の演技も普通じゃない極限の状況に耐えられなかっただろう。
でも映画を見る側にとってはこんな演出もあるんだと考えさせられただろう。
そして、グレースがマンダレイの驚愕の秘密を知ったとき、最終章「ワシントン」で描かれるのは、破滅か?救済か?
これを見て「ワシントン」が早く見たくなった今日この頃である。
ブライス・ダラス・ハワードとイザーク・ド・バンコレの「本番」シーンや、黒人労働者が全裸で体を洗うシーンが
ボカシ、トリミング一切なしで描かれたことからR-18指定を受けたが、
それにしても黒人のチ*ポはなぜでかいのか考えさせられた。
追記:「ドッグヴィル」「マンダレイ」の英文字ロゴに注目していただきたい。
DOGVILLE(U)
MANDERLAY(S)
とロゴの最後のほうに()があるが、最終章の「ワシントン」のロゴが・・・
WASHINGTON(A)
で3つの英文字ロゴの()の部分を集めたら、(U)(S)(A)とアメリカを意味していることがわかった。

