予告編だけで「これヤバすぎ!」
子役からキャリアをはじめて今や芸暦50数年の俳優・津川雅彦。
彼の家系も凄い。
祖父に牧野省三。叔父にマキノ雅弘。←日本映画の開祖。
実兄に長門裕之。←南田洋子とのおしどり夫婦は日本の理想の夫婦像だ!。
従兄弟に沖縄アクターズスクール校長のマキノ正幸。←いいねぇ。
妻に朝丘雪路←いい夫持ったなぁ!
子供好きで元祖”ちょいワル”おやじの津川雅彦が、マキノ映画誕生100周年を機にマキノ映画3代目を襲名。
マキノ雅彦の監督名で映画監督デビューを果たした。先に映画化された「お父さんのバックドロップ」 で知られるコピーライターで小説家の故・中島らもの小説を映画化した「寝ずの番」 。
その内容が・・・あまりにもシモネタ連発でR-15指定を受けた曰くつきの作品。
でもO-30(30歳以上)推奨作品ですので、オッサンオバサン向けでしょうか。
上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴(長門裕之)が、病床でいままさに臨終のとき、
「そ、そ・・・が見たい・・・」
弟子の笑満亭橋太(中井貴一)が「そそ」と勘違いしたことから、師匠の臨終が後味の悪いものに。
「さぁ、今夜は寝ずの番や!」
と通夜の席は悲しいムードなんて一切なし、もはや無法地帯。
ここまではよかったんですが、この映画の公式サイト で予告編が解禁され、
よくもまぁこんな予告編を映倫が許したなぁ!このまま流してもいいのか!?
な感想でした。その中身が・・・
師匠の遺体を担いでフレンチカンカン。←バチあたりやなぁ!
堺正章演じるおかみさんの元彼が現れ、座敷歌を歌いだし、その歌が・・・
♪チ*ポ チ*ポと いばるなチ*ポ オ*コチ*ポの植木鉢
と一切ピー音なしで、(上映館である)シネスイッチ銀座に来たお客さんが楽しみにした作品の上映前で
予告編見たら不愉快に思われそう・・・。
はっきりいって予告編だけでヤバすぎです。
本編はかなりヤバそうな気がしそう・・・。
まさにマキノ雅彦、もとい、津川雅彦は今でも元祖”ちょいワル”おやじだった。
前売り料金は1000円。シニア料金(60歳以上)と同じです。
追記:マチャアキが歌っているこの座敷歌は大阪府南河内郡河南町だんじり祭りで歌われる歌で、暴走しまくる岸和田だんじり祭りとは打って変わってゆっくり練り歩くんですが、マイク使って半径500メートルにあの歌を歌うそうです。正しい歌は・・・
♪チ*ポ チ*ポといばるなチ*ポ チ*ポオ*コの爪楊枝 爪楊枝
♪オ*コ オ*コといばるなオ*コ オ*コチ*ポの植木鉢 植木鉢
ほかにもいろんな歌詞があるんですが、***だらけになのでカット。
想像するだけでヤバい・・・。