こんにちは!
背番号14番の松尾大暉です。
4年間を振り返りブログを書かせていただきます。
よろしくお願いします。

 僕がフットサルという競技に出会うことができたのはあおいとけんやさんのおかげです。コロナによって入寮が遅れ、サッカーを続けようとしていた熱が少し冷めていた時に当時の先輩のけんやさんと同期のあおいにフットサル部の体験会に誘われ、参加したことがきっかけでフットサルの楽しさを知り、フットサル部に入部しました。誘ってくれて本当にありがとうございます。

 フットサルはサッカーの動きにはない動きが多く、入部直後はフットサルのスピード感についていくのがやっとで、毎日頭がパンクしそうでした。それでも先輩方やしんじさんに褒められることがとても嬉しくて、褒められることをやりがいにただがむしゃらにボールを追いかけていました。ありがたいことに1年生からトップチームの試合に関わらせてもらい、公式戦でプレーする機会をいただきました。一緒にプレーをした先輩方をみて自分が入部したチームがどのようなチームなのかを理解することができました。

 2年生になり、初めての大学フットサル選手権関東大会。公式戦に慣れてきてのびのびとプレーができるようになってきてはいましたが、その時の緊張は今までには経験したことのない緊張でした。緊張で思うようにプレーはできず、気づいたら試合は終わりチームはPKで負けていました。できることが増え、自分は通用するという勝手な思い込みに気付かされる試合でした。

 3年生になり、2年生の時に何もできなかった悔しさを胸に臨んだ2度目の大学フットサル選手権関東大会。相手は昨年と同じ相手。今年のガジルは絶対に全国行けるという自信がありました。試合はボールをにぎる時間が多く、チャンスもたくさんあり、昨年とは違い自分の体もよく動いていて、この試合絶対勝てる!と思いながら試合をしていました。しかし、チャンスを決めきれず、時間は過ぎていき、昨年と同じPK負け。どうしても負けを受け入れらなかったときに、泣きながらしんじさんが保護者方に挨拶をしている姿を見てしんじさんが泣いている姿をもう見たくない、来年こそは全国大会に行く!という決心がつきました。

 そして、最後の大学フットサル選手権。4年生になり、今までの先輩方が感じていた最上級生という重みをより感じ、あまりパフォーマンスが上がらない中で自分のできることを見つけて大会に臨みました。初戦では過去2年間初戦PK負けという悪い流れの中でPK戦になりましたが何とか勝利。続く2回戦は過去2年間敗れ続けた相手に勝利。この流れは間違いなく全国に行けると思っていました。しかし、全国への切符をかけた決勝戦では0-7の大敗。全国大会に出場することはできませんでした。この時、全てが終わったんだと思いました。全てに対してやる気が出ませんでした。これで引退なのかなと思いました。

 大会後、4年生には気持ちの整理がつくまで練習に参加しなくてもいいとしんじさんから伝えられました。やる気もなかなか出ず、練習に行くのがしんどいと初めて思いました。それでも練習に行く選択をしました。それは同期、後輩たちとやるフットサルが本当に楽しかったから。まだ一緒にできる試合が残っているのに終わらせたくはなかったのです。フットサルを辞めて引退するという選択肢が自然と自分の中から消えていきました。ありがたいことに引退せず残ると選択してくれた同期もいて全員ではなかったですが、同期、後輩たちとまた一緒にプレーできるチャンスをもらいました。そして、関東大学リーグを優勝し、最後は全国大会に出場、全国2位という結果で大学フットサルを終えることができました。全国大会という今までのサッカー人生では経験できなかった経験、全国で1番にはなれなかったけど全国に名を轟かせるようなチームの一員になって最後までプレーできたことに嬉しく思います。

 長々と書いてしまいましたが、4年間を振り返ってみて一番思うことは、フットサルは楽しいということです。どんなに辛い練習でも負けて苦しいときではフットサルが楽しかったからここまで続けてこれました。そしてこのように思うことができたのはこの4年間出会った方々のおかげです。
特に監督としてだけでなく選手としても尊敬できて常にお手本で憧れだったしんじさん、プライベートは優しく楽しく話しかけてくれて活動中は厳しく指摘していただいてオンオフの大切さを教えてくれた先輩方には本当に感謝しています。ありがとうございます。

 そして何より4年間最後まで一緒にいてくれた同期には本当に本当に感謝しています。練習中はお互いの意見をぶつけ合って、練習が終わったら本当にくだらない会話をして毎日が本当に楽しかったです。この学年だけのノリが好きで居心地が良すぎてこの日常が終わってしまうと思うと本当に悲しいです。僕が東京でも埼玉でも北関東で働くことになってもまた集まってみんなで話したいなと思います。一緒にいてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。

 本当に長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。こんな感じに最高に楽しく僕の大学4年間が終わりました。すごく濃くあっという間な4年間でした。後輩たちは生意気ではありますが、楽しそうにフットサルをしていて応援したくなるような人たちです。今後とも順天堂大学フットサル部GAZIL/jfcをよろしくお願いします!

改めて4年間ありがとうございました!