以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。

「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。



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『神問しに問す  言向け和すために、服(マツロ)わない理を訊ねる 
 神掃ひに振ふ  神の力によって祓い除くこと
 語問し  話している、言葉を交している
 磐根   岩の根元、いわお
 樹の立   樹木がそびえ立っている
 草の垣葉   草の一片の葉、草体の先端までの意
 語止て   話すのをやめて、転じて静かな雰囲気
 天の磐座  神界の神の御座所の義、動かぬ磐のような座
 放ち   離れること、開くこと
 天の八重雲   幾重にも重なってたなびく雲、天つ神の神光・神温を遮るもの。
 伊頭  稜威(ミイズ)
 千別に千別て  道別ける、進路を開く/威風堂々と道を押し分けてゆく
 天降し依す  天上から国土に降りられ統治する。天つ神より国つ神への受霊の意』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)