本田霊学の鎮魂法と帰神術について-244
本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。************************長沢翁は出口氏についても『然れども事の茲に至りたる者は、謹厳に確守す可き神懸の法則を破りたるにより、邪霊其の虚に乗じて憑依して精神を錯乱せしめて茲に至らしめたる者と推定す』(「惟神」)。つまり正神の帰神ではないだろうと推定されている。勿論それは審神者不在の場で往々にして起こりうることである。大本での鎮魂帰神の実施風景の写真を見ると、浅野氏とみられる人物が高座に坐り、その対面に数十人の人達が行に取り組んでいる。本田霊学では審神者と神主は、一対一で向かい合って対峙する。絶対に一人の審神者が大勢の神主を相手にすることはない。友清氏の大本批判はかなり激しく行われたが、当時彼が本田霊学について、特に法術面で何も知らなかったことを考慮しておく必要があるだろう。その彼から見ても、大本の 鎮魂帰神法にある種の異常さを感じたということだ。