先日、国分寺駅の近くにある殿ヶ谷戸庭園に紅葉を見に行ってきました。
出典：国土地理院地図＋スーパー地形（カシミール３Dで作図）
高低差を強調した上の地図（図内の赤丸が殿ヶ谷戸庭園）でもわかるように、殿ヶ谷戸庭園は国分寺崖線の傾斜を活かして造られた庭園です。もともとは三菱合資会社の役員だった江口定条の別邸として整備されたものを、三菱財閥創業家の岩崎彦弥太が買い取り手を加えたものです。今は都立公園として一般公開（有料）されています。なにしろ国分寺駅南口の目の前なのでアクセス利便性は抜群です。
紅葉のタイミング的にはベストに近かったと思うのですが、曇天のせいか発色がいまいちのように思われました。天気のせいだけでなく、今年は塩害や天候のせいか都内の紅葉はどこも発色が悪いです。
国分寺崖線の豊富な湧水を活かした回遊式林泉庭園です。
崖線上に建つ、その名も紅葉邸という数寄屋風茶室から見下ろす紅葉は立体的で面白いです。訪問時、茶室では句会が行われているようでした。