しなの鉄道軽井沢駅(旧駅舎口) | gayasan8560のブログ

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趣味の鉄道、街歩きネタを中心としたブログです。鉄道については、主に歴史的視点からの記事が多いです。

先日の軽井沢方面への旅行で、しなの鉄道の軽井沢駅旧駅舎口に立ち寄ってきました。もともと、新幹線開業により取り壊された軽井沢駅の旧駅舎を軽井沢駅舎記念館として再築されていたものを、2017年の10月から、しなの鉄道の駅舎として利用するようになったものです。

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駅舎の近くには旧草軽電鉄の機関車が展示されています。三角屋根のようなものがあるので、全景の写真が撮りにくくなっているのは残念です。サイドががら空きなので雨雪除けの役に立たないだろうにと思うので、ただ撮影を邪魔するための構造物のような気がします。

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駅舎口です。駅舎全景の写真を撮り忘れたのですが、開業当時の雰囲気が残った風格のある駅舎です。しなの鉄道を強調しない駅表示が好ましく感じました。

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内部は木のぬくもりが感じられる洒落た雰囲気です。待合室のデザインが水戸岡氏のものと後で知って、なるほどと思いました。駅舎の二階には、かつて皇族の方々などが利用された貴賓室を改造した、ろくもん利用者専用のラウンジになっています。ろくもんが運転されていない日は、100円の見学料で中に入れるということで楽しみにしていたのですが、何かの会合に使われているとかで見学できませんでした。

改札を入って右側には、軽井沢駅舎記念館時代から展示されていたEF63やED40があります。改札入って左側は、ミニトレインなど子供向けの遊具のある、キッズステーションという施設になっています。キッズステーションを使う人は入場券を買わなくても入場できる(9月30日まで)のですが、私は展示車両を見るだけなので入場券を買おうとしたところ、「キッズステーションに保存車両が1両あるので、それを見てもらえれば入場券はいいですよ」という柔軟な解釈?で無料で改札内に入れていただけました。

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駅員さんの好意に報いるために、キッズステーションのPRをしておきます。施設の中にはミニトレイン、プラレールなど鉄道好きな子供が楽しめる遊具の他に、沿線の野菜や果物を売っているお店などもあるようです。

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キッズステーションの施設の一部として置かれている169形(クモハ169)。中はプレイルームになっているそうです。一応、これを見に来たことで、キッズステーション利用者の資格?を得たので、お目当ての展示車両に向かいます。

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しなの鉄道の車両を並ぶEF63。
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アプト式電気機関車のEC40(10000形)。奥に見える保線用車両も展示車両です。記念館時代はホームから下に降りて見学できたようですが、今はホーム上から見るだけなので、肝心のアプト式の様子がわからないのが残念です。

駅舎内の待合室隣には、小布施の菓子店が経営する喫茶コーナーもあり、栗スイーツが楽しめます。旧駅舎口少し先(しなの鉄道の長野駅側)には1時間まで駐車無料の駐車場もあるので、自動車で軽井沢に来られた方も、一度立ち寄られてみてはいかがでしょうか。