鉄道模型コンテスト2016 | gayasan8560のブログ

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趣味の鉄道、街歩きネタを中心としたブログです。鉄道については、主に歴史的視点からの記事が多いです。

夏休み時期は鉄道模型関係のイベントが目白押しで、どこに行くのか悩んでしまいますが、今年は去年に続いて鉄道模型コンテストに行くことにしました。

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このイベントの目玉は、なんといっても鉄道模型における甲子園ともいうべき、全国高等学校鉄道模型コンテストが行われることです。特にモジュール部門においては、今回の参加校数が153校という大規模なものとなっており、展示ブースの熱気はすごいものです。

以下にいくつかの作品を紹介します。

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              作品1 共立女子高等学校

前年度の覇者、共立女子高等学校の作品は、灯台(写真左上に下だけ見える)を中心とした海辺の風景です。断崖の地層表現とかにこだわりを感じます。水面の表現も手慣れたもので安定の一品です。

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          作品2 灘中学校・高等学校

去年の作品がタイの水上マーケットだったように、変化球的な海外モノを得意ネタにしていた灘校でしたが、今年は「下町」というストレート勝負の作品です。例年通りの高い技術レベルはさすがですが、去年と比べて、やや華やかさに欠ける印象は否めません。

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    作品3 茨城県立並木中等教育学校

個人的には、こういうゴチャゴチャした感じが好きです。惜しむらくは駅舎が白一色でのっぺりした印象です。ここもゴチャゴチャしていてくれたら1票投票したのに・・

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                                  作品4 都立大崎高校

こちらは、一畳レイアウト部門に参加している大崎高校の作品です。大きさを活かして表側が現在の、裏側に開業当初のたまプラーザ駅を再現しています。作品が壁際に置いてあるので、通路からは表側しか見えず、裏側を見ようとすると結構苦労します。裏があるのを知らないで通り過ぎてしまう人も多い感じでした。

とにかくモジュール部門だけで153作品もあるので、人並みをかきわけて一通り見るのだけで一苦労です。しかし、考えてみれば私の高校時代なんて、他校の鉄道レイアウト作品をみたり、他校の鉄研部員を話をする機会なんて、ほとんどありませんでした。このように全国のいろいろなレベルの作品を一堂に見ることができ、さらに部員間の交流が行える機会がある現在の高校生が、本当に羨ましく思えます。

高校生の作品を見るのでエネルギーを消費してしまったので、企業ブースはざっと見るにとどめました。

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とはいえ、やはりこれは買えないとわかってるだけに気になります。