昨日は参議院選挙があった。
誰が通った、誰が落ちた、という方面の結果云々はさておいて、個人的に
残念だった結果が一つ。
毎度ながらの「投票率の低さ」である。
今回からネット選挙が解禁になって、情報が多少なりとも入手し易くなった。
その効果が少しでも投票率へ跳ね返ってくるかな、と思っていたもんなんだ
が結果的には前回よりも数ポイント下がったらしい。
いやはや・・・なかなか上手くいかないもんやね。
これじゃあ、どちらかというと情報を「発信しやすくなった」だけ。候補者側
が便利なだけで、有権者の興味・関心を惹いて選挙自体を活性化する事
には殆ど効果が無かった事になる。
これでは、そもそもネット選挙にする意味があったかどうか。
まあ、もともと投票行為そのものがネットでできるようになる、と勘違いして
いた一人で、これならもっと投票率も上がって色んな声を反映するようにな
るんじゃないかと思っていたレベルなんだが(^^;)
まさか単純な情報発信だけとはなあ。しかもそれでも色々と細かい制約は
付いているみたいだし。(選挙の性質から仕方ない部分もあるんだが)
どういう意図を持ってネット選挙解禁になったのか、改めて問われてみても
良いんじゃないかと思うんだが。
少なくとも投票率の結果についてそれらしい話題は殆ど見かけなかったな。
(一部のネットニュースくらい)
このまま将来的にも投票率が上がらかったら、要は今の人達の約半分は
知らんぷりしてるって事になる訳で。
しかも無視したから見過ごされるという訳では無くて、強制的に文句は言え
ないままに不都合があっても我慢しなくてはならない。
更には、頑張って反対していた人もそんな日和見状態に引っ張られて無理
矢理受け入れないといけない状態にされてしまう。
もっともっと、特に若い人ほど選挙に関心を持って望んで欲しいもんだ。
なんて事を思うようになったのは、もしかして老けたって事・・・。
いやいや、それは関係無い・・・よねえ(^^;)