彼が、この記事のとおり「初めてエイズで亡くなったスター」かどうかは知らないけれど、僕が初めて、この映画スターがゲイであり、HIVでエイズ発症によって有名人が亡くなったニュースを耳にしたのが 名優ロック・ハドソンだった。



 

   1985年、僕もまだ若かったころだけど、同性愛者を含めたHIV感染者が、この時代あたりから爆発的に増加。以降10年間あまりで、僕の友人・知人の何人かも、HIVに感染。その当時は発症を抑える十分な薬の開発がなされていなかったために、そのうちの何人かが亡くなった。




   「エイズで亡くなったこと」を、隠したい遺族によって、埋葬された墓さえ教えてもらえず、お墓参りさえかなわず、悲しい思いをした経験もある。




  映画スターとして、しかも男臭い役柄でうっていた名優ロック・ハドソンが、ゲイであり、エイズで亡くなったことは、当時、非常に大きなニュースとなった。少なくとも僕にとっては、この時代において「恐るべき病気」であったし、こんな有名人でさえも、治療する方法がない、このウィルス感染症について、日本がやや無関心でいることに、腹立たしかったことを覚えている。




  もう、四半世紀以上も前の出来事。いまでは、ウィルスの増殖を抑える薬などによって、HIV感染の早期発見で、エイズ発症を遅くする・抑えることができるようになってきている。ただ、根本的な完治の方法は、まだ見つかっていない。日本は、先進国のなかでは唯一、いまだに、そう未だにHIV感染者数が増加している国なのだ。



 

  この時代、多くの知人・友人が亡くなった時代を知る、僕らが、"もっとこのことを、この時代のことを語らなきゃいけない"。ロック・ハドソンの映画製作者たちの意図は知らないけれど、このニュースを読んで、改めてそう思った。

 



 


---以下、シネマトゥデイ より



名優ロック・ハドソンの伝記映画が制作へ!
初めてエイズで亡くなったスター 
伝記映画が始動! - ロック・ハドソン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000019-flix-movi
シネマトゥデイ 3月21日(木)




 映画『ジャイアンツ』『武器よさらば』の名優ロック・ハドソンを題材にした伝記映画の制作が企画されていることがわかった。Deadline.comが報じている。




 これは、映画『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』のセリーヌ・ラトレイと、『月に囚われた男』のトルーディ・スタイラーの製作会社メイヴェン・ピクチャーズが、タイラー・ルゲリが執筆した脚本「ザ・メイキング・オブ・ロック・ハドソン(原題) / The Making of Rock Hudson」の映画化権を獲得し、制作しようとしている作品。
 



 ロックは、1925年にイリノイ州のウィネトカで生まれた。幼い頃に父親が家族を見捨てて家出してしまい、つらい子ども時代を過ごしたという。高校卒業後、海軍で航空整備士としてフィリピンで従軍。帰国後、トラック運転手などのアルバイトをしながら俳優を目指していたある日スカウトされた。


 

 そして『特攻戦闘機中隊』で映画デビュー後、次々と秀作に出演して名をはせた。彼が最も注目されたのは、1985年にエイズで亡くなったとき、同性愛者であることが公になったことだ。それまではタフガイのイメージで受け入れられていたため、世間には大きな衝撃が走った。  
 


 波瀾万丈な彼の人生は、どのように描かれていくのだろうか? 
(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)






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