日本のスポーツ界では、「指導」の名の下の「暴力事件」が起きている。しかも柔道監督と称する人の"所属"は、なんと警察庁。あまり報道されていないが、かの人物は「暴力を取り締まるべき」警官である。



これが海外なら、謝罪や退任で済む問題ではなく、刑事事件。当然、法のもとで罪を償うべき大問題だ。




最近の日本、こと学校教育では"暴行事件=「いじめ」"、スポーツ指導の現場では"暴力行為=「指導」"という言葉で置き換えることでの、意識下の免罪符みたいなものが蔓延っていのではないか。恐ろしいことだ。




下記は、NFLの名選手クリス・カリバーが、インタビューでの「ゲイへの差別発言」をしたことによって、メディアに大きく取り上げられることとなった。




LGBTについて「なにか足りない気がする」「かわいそうな人たちだ」などと、暴言を吐いていた前都知事 石原慎太郎に対する日本の報道陣の、なんともたよりなかった姿勢とは対照的である。




人権に対する、言葉での暴力さえも許さないメディアの精神的態度に敬服するとともに、パブリックフィギュアの発言・行動の、社会における影響力を、より考えていただきたいと思う。


 


---以下、NFL公式サイトより引用

CBカリバー、ゲイへの差別発言を謝罪
NFL日本公式サイト-2013/02/01
http://www.nfljapan.com/headlines/43067.html?f=fenwrlism_nfl


【ニューオリンズ31日=渡辺史敏】現地31日朝、サンフランシスコ・49ersが恒例のチーム記者会見を行った。選手が登場する公式会見はこれが最後となる。

 


 この日取材陣が一番群がることになったのがコーナーバック(CB)クリス・カリバー。正直昨日までは目立たない存在であり、この日も数人の注目選手に与えられるライザーと呼ばれる特別な取材席ではなく、フロアに置かれたテーブル席に CBタレル・ブラウンと相席だった。そこに数十人の記者やカメラマンが登場前から待ち構える事態となったのである。

 


 その原因は30日のカリバーの発言にあった。『Yahoo Sports』のインタビューで同性愛者であることを告白した選手を歓迎しないという旨の発言をしたことが様々なメディアで大きく取り上げられたためである。

 


 あきらかにおびえた表情で会見場に現れたカリバーは取り囲んだ記者達がほとんど聞こえないような声で「誰かを傷つけたなら申し訳ない。とてもひどいコメントだった」と謝罪。さらに「この経験とこの状況から学び、成長したいと思う」と語った。さらに「皆、平等に接している」と同性愛者を差別することはなく、知り合いにも同性愛者がいることを告白している。

 


 サンフランシスコは古くから同性愛者が多く、社会的にも早くから理解を示してきた街として世界的に有名だ。そのような都市を本拠に持つチームの選手としていかにも不適切で不用意だったというしかない。この釈明によってカリバーに平穏が戻り、スーパーボウルで本来のパフォーマンスができることに期待しよう。







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