EVシフトが叫ばれて久しいですね。

私は、BEVシフトは簡単には行かず、HEVが当面は有力だと思っています。このことは過去のエントリでも、述べています。


欧州は、先鋭的にCO2規制を、課してきましたが、その流れは他国にも広がっています。中国、オーストラリア、メキシコ。一挙にBEVにゆくかどうかは必ずしも大事ではなく、CO2の低減それ自体は、時代の流れです。


その手段として、目先は、HEVだというのが、私の見通しです。


従って、HEVBEVどちらでも伸びる業界に、注目しています。


それは、巻線機業界です。

モーターの銅線を、巻くための、工作機械を作っている業界です。


実は日本の巻線機業界は、足元で低迷しています。BEVシフトが幻に終わったので、失望を招いています。


でも違うんですよね。

BEVに一足飛びにゆくというシナリオが、滅びただけで、CO2低減のための、電動化シナリオは、不可避な流れです。


電動化が進むなら、モーターは活況になるはずです。モーターが活況なら、巻線機も活況になるはず。


しかし世の中は、BEVが遅れそうだから、巻線機も終わる、というように、見てはいないでしょうか。


そこに、投資機会あり。

私は、巻線機メーカーに注目です。

欧州では、巻線機メーカーは、すでに大手部品メーカーに買収されてしまった。

それくらいの注目です。


いま、この業界は過小評価されていると感じています。


だからこそ、今のうちに、しっかり仕込むのです。

2030年に向けた、仕込みの時期だと思います。


これからの展開、楽しみです。

以上