10分でモーニングサテライト 2024年8月13日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄    限月 最新値 前日比 大引比 円換算
為替       147.25      +0.07
金    24/12 2512.2  +38.8  +38.3 +187円
銀    24/09 28.020 +0.432 +0.350 +1.7円
白金   24/10  949.0  +19.1  +15.2  +74円
原油   24/10  77.97  +2.36  +2.05 +1930円
コーン  24/12 401.50  +6.50  +7.75 +460円
大豆   24/11 986.00 -16.50 -11.50 -600円

米2年国債利回り 4.021%

米10年国債利回り 3.908%

SP500  5344.39+0.23

イールドスプレッド -0.62%

10年実質金利 1.84%

NYダウ 39357.01-140.53

VIX指数 20.71+0.34

 

 

 

 

 

セクター別騰落率 

  1. 情報技術 0.9%
  2. エネルギー 0.5%
  3. 公益 0.2%
  • 生活必需品 ー0.5%
  • 通信 ー0.6%
  • 不動産 ー0.6%

 

 

 

 

 

 

 米 3年先期待インフレ

7月 期待インフレ率の中央値

  • 3年先 2.23%(前月 2.93%)
  • 2013年6月以来の低水準

 

 

 

 

 

 OPEC月報

2024年世界の石油需要見通し 前年比

  • 日量 1億432万バレル+211万バレル
  • 7月時点から引き下げ
 
2025年世界の石油需要見通し 前年比
  • 日量 1億611万バレル+178万バレル
  • 7月時点から引き下げ
 
 
 

 

堀古英司 昨年的中確率 75% 

ホリコ・キャピタル・マネジメント

 

米株式市場の構造変化に注目

 
先週の株価急落

 ⇒ 市場の構造が原因だ

  • アメリカ経済の企業業績やファンダメンタルズを反映したものではない
  • 市場の構造は近年変化している
① インデックス投資の急増
 ⇒ 市場取引の大半がインデックス=資金の流入
 ⇒ 企業の株価が業績ではなく資金が流入するかによって決まるようになった
 ⇒ きっかけは日本株急落でインデックスファンドから資金流出
 ⇒ インデックスファンドはいくら株価が安くても売らざるを得ない
 ⇒ プロの投資家はそれを知っているので買い注文を入れなくなる
 ⇒ その結果インフレックスファンドはとことん安値を売るようになる
 
② VIX指数は15以下の状態が続いていた
 ⇒ 変動率の急騰で回避する行動が出た
 ⇒ 株式を安値で売らざるを得なくなった
 ⇒ 市場の構造によって株価が安くなればなるほど売らなければならない

 

 

 

 

海外投資家から見た日本株

 ⇒ 上昇のほとんどの要因が円安だ

  • 外国人投資家は日本円を直接買わず金融機関から借りて日本株を買う
  • 円口座は借りた分だけマイナスになる
  • そこで円高が進行したり日本株が売られると円口座のマイナスが大きくなる
⇒ 円を買うか
⇒ 日本株を売るか
 ⇒ 両方

 

日本株が反転するかどうかは円相場次第だ

日本株は世界的にみて株主資本利益率が低いのでが小異国人投資家にとって魅力が乏しい

日本の公的機関が保有する割合が高い

今後も 株主資本利益率を高める努力は期待できない

☆ 円安上昇だけならアメリカ株の方がよい

 

 

 

 

 

 

吉川雅幸 

三井住友DSアセットマネジメント

 

市場の動揺を受けた日本アメリカ経済

 ⇒ 非農業部門雇用者数ではリセッションにはならない

  • 逆資産効果:株価と消費は連動しなくなった
  • 利下げ余力がある
 
日本 今の為替水準
 ⇒ 為替水準の6か月後に消費者物価は連動している
☆ 日経平均4万円に到達するだろう
140円台では年末利上げ可能
極端なケースは避けられる
 
 
 
 
 
 

山本雅文 昨年的中確率 66.6% 

みずほ証券

 

端緒となったん半導体株

  • 半導体株とドル円には連動性がある
  • 今年後半には半導体市況は回復する
  •  ⇒ 円高一服 円安方向に変化するだろう

 

 

 

今日の予想レンジ

146.20円~148.20円

  • 経済指標にらみ

 

 

 

円買い戻しは終わったのか?

 

ドル円急落の背景

  1. 日銀の追加利上げ⇒副総裁のハト派発言
  2. 米景気後退懸念⇒行き過ぎ
  3. 米大幅利下げ期待⇒行き過ぎ
  4. 米株下落 リスクオフ⇒行き過ぎ
  5. トランプ・トレード巻き戻し
  6. テクニカル上の弱きシグナル
  7. 円ショート巻き戻し⇒進展

 

 

☆ ドル円は150円まで反発するだろう

 

 

 

  • 円キャリー取引はほぼゼロ

 

 

 

米 CPI

 ⇒ いずれの結果でもドル安

 

 

 

 

 

 

 

藤代宏一 昨年的中確率 62.5% 

第一生命経済研究所

 

今日の予想レンジ

35200円~35800円

  • 今週 CPI 小売売上高発表がある
  • 本日は下落幅を少しづつ取り戻すだろう
  • 夏休みにより日中の値幅は拡大される
 

 

FRBの利下げ余力

 ⇒ 安値の更新はある

  • ブラックマンデー時には約2週間後に安値更新
  • その後年始に2番底
  • 半年後に高値更新
  • 今回の回復も早いかもしれない
☆ ここ2か月程度は警戒が必要

 ⇒ 1年以内に日本株高値更新する

 ⇒ 米国株の方が優位

 

  • 現在の米国サービス業は堅調
  • 需要に大きな問題があるとは考えにくい
  •  ⇒ 失業率が一方的に上がる状況にはない
☆ いざとなればFRBは5%の利下げが可能
 ⇒ 多少利下げが遅れて深刻になっても対応余地は多数ある
もはやインフレは問題ではなくなっている
 
 
  • 円高は日本株に逆風
  • 1年以内に日本株高値更新する
  • 米国株の方が優位

 

 

 

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 7月企業物価指数
  • ドイツ 8月 ZEW景況感指数
  • 米 7月 生産者物価指数

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誤字すみません!