10分でモーニングサテライト 2024年5月27日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄 限月 最新値 前日比 大引比 円換算
為替    156.99      -0.03
金 24/08 2356.9  -2.8  -5.5  -30円
銀  4/07 30.499 +0.044 -0.251 -1.3円
白金 4/07 1038.6  +8.2  +7.1  +35円
原油24/07  77.72  +0.85  +0.77 +750円
コーン24/07 464.75  +0.75  -1.25  -80円
大豆24/07 1248.00  +8.75  +5.50 +300円

米2年国債利回り 4.948%

米10年国債利回り 4.467%

SP500 5304.72+36.88

イールドスプレッド -0.20%

10年実質金利 2.14%

NYダウ 30969.59+4.29

VIX指数 15.66

 

 

 

 米 消費者心理

5月 ミシガン大学消費者信頼感指数

  • 確定値 69.1上方修正
  • 速報値 67.4
調査担当者
 ⇒ 消費者は特に労働市場に懸念を示している
  • 失業率の上昇と所得の伸びの鈍化を予想
 
 

 

 米 耐久財受注

4月 耐久財受注 前月比

  • +0.7%
  • 市場予想 ー0.8%
 
 

 

吉崎達彦 

双日経済研究所

 

シン・産業政策 成功の条件とは?

⇒ 経済安全保障 ⇔ 技術と補助金だけでは足りない

 
TSMC熊本工場
  • 世界最強のファウンドリーTSMCが対日投資
  • 周囲にトヨタやソニーなど半導体ユーザーがある
  • 素材サプライヤーや製造装置生産企業などの産業集積あり
 
ラピダス千歳工場 ⇒ 課題多い
  • 世界最先端2ナノ世代の半導体生産を目指す国策企業
  • 技術はIMBなどと提供
  • 政府は9200億円の支援
  • 需要は? 
  • 産業集積が起きるのか?
  • 電力供給は?
  • 高度人材集められるか?
 
 
産業政策に関する研究
 ⇒ 世界で比べられない
  • まず、モニタリング
  • 2023年から始めた興味深い結果
 
サイモン・エベット教授らの研究
  • 1年で2500以上の産業政策のうち71%が貿易を歪曲
  • 新興国より先進国で積極的 米中EUで48%を占める
  • 手法が様々 先進国は補助金 新k漏刻は貿易制限を多用
動機
 ⇒ 自国の競争力強化
 ⇒ 気候変動 
 ⇒ サプライチェーン強化
 ⇒ 地政学的な配慮
 ⇒ 国家安全保障

 

22年8月がターニングポイント

 ⇒ 半導体法 2022年8月9日成立
  • 半導体研究と製造力強化に2800億ドル 5年間
 
 ⇒ インフレ抑制法 2022年8月16日成立
  • 気候変動対策企業に4330億ドル 10年間
  • 7000億ドル異教の増税見込む
  •  民主党のみで成立
☆ 半導体とグリーンは何でもあり
 ⇔ 温暖化 気候変動対策に向い風
アメリカの中国に対する警戒感
 中国では3割がEV
 バス タクシーは自動運転で動いている
 
 
 

 

井出慎吾 昨年的中確率 43.24% 

ニッセイ基礎研究所

 

米 インフレ再燃を警戒

 ⇒ 株式市場は調整色を強める

  • 1年後の予想インフレ率が3.3%上昇
 
ウォラー理事の講演
 ⇒ 金融政策 金利の見通しに言及せず
  • 今後、中立金利が上昇する可能性がある
  • 利下げをしなくても実質的には利下げをしたのと同じ効果
 
製造業のPMIが強かった ⇒ アメリカ金利上昇
  • PCEデフレーターはFRBが重視している
  •  ⇒ インフレ再燃懸念 ⇒ 株式調整

 

今日の予想レンジ

増か38600円~39200円

  • 買戻しは限定的となるだろう

 

業績上振れ 期待できるか?

 ⇒ 今年度は慎重という見方が多い

  • 年明け以降 会社予想と市場予想は連動していた
  •  ⇔ 今回の決算発表で乖離が大きくなった
  • 市場予想4.2%増加 ⇔ 会社予想0.3%減少
☆ 日経平均の上値が重いことと関連している

 ⇒ 市場予想に基づけば、すでに4万円を回復していてもおかしくない

 

どちらを信じればいいのか?

 ⇒ 直近3年間では会社予想の方が一貫して慎重だった

  • 会社予想が慎重なのは例年の恒例行事だ
  • 今後、上振れして市場予想に近づくだろう
  • 実際には市場予想もしくはそれ以上で着地していた
☆22年度を参考にすると今年度も5~6%ぐらいの増益を見込んでよい
 ⇒ グローバル景気が失速しないこと、円高なしが条件
 
年末から年明けにかけて4万円回復
 
 
 
 
 

 

齋藤央充 昨年的中確率 25% 

三菱UFJ信託銀行

 

今日の予想レンジ

156.60円~157.70円

  • 値幅は限定的となるだろう
 

インフレ懸念高止まり継続

 ⇒ 米ISM気指数 支払価格が上昇している

 = CPIに先行する

  • 主なインフレ懸念は製造業からきている
 
米 サプライチェーンに関する調査
 ⇒ 3~5割程度の企業は供給品の入手難を経験
  • 操業を縮小 販売価格に転嫁する動きが続く
☆ FRBが掲げる物価2%目標には程遠い
 ⇒ 金融政策の維持を」続けるだろう
ドル円 夏前にかけて緩やかに160円を目指すだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 先週の下落銘柄

  1. サンケン電気 ー10.5%
  2. 富士電機 ー10.4%
  3. GMOインターネットG ー10.3%
  4. 浜松ホトニクス ー8.4%
  5. 日本ペイントHD ー8.4%
  6. コスモス薬品 ー7.9%
  7. ダイフク ー7.9%
  8. ニフコ ー7.6%
  9. 朝日インテック ー7.2%
  10. 三菱地所 ー7.2%

 

 

 

東野幸利 

DZHフィナンシャルG

 

今週の相場展開

 ⇒ 不安定 半導体以外への資金シフト

  • 日経平均は25日線がサポートとなる
  •  ⇒ 38295円
 

 

 

 

誤字すみません!