10分でモーニングサテライト 2024年5月15日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄    限月 最新値 前日比 大引比 円換算
為替       156.45      -0.06
金    24/06 2362.4  +19.4  +13.4  +63円
銀    24/07 28.825 +0.382 +0.185 +0.9円
白金   24/07 1046.3  +35.5  +33.6 +167円
原油   24/07  77.75  -0.85  -0.97 -980円
コーン  24/07 467.50  -5.00  -6.75 -430円
大豆   24/07 1214.50  -5.00  -1.25 -100円

米2年国債利回り  4.821%

米10年国債利回り 4.445%

SP500 5246.68+25.26

イールドスプレッド  -0.12%

10年実質金利  2.16%

NYダウ 39558.11+126.60

VIX指数 13.42-0.18

 

 

 

 

 

 セクター別騰落率

  1. 情報技術 0.9%
  2. 不動産 0.7%
  3. 金融 0.5%
  • 資本財 ー0.0%
  • エネルギー ー0.1%
  • 生活必需品 ー0.2%
 
 

 

 パウエル議長

政策金利は当面維持

  • 1~3月のインフレ率”予想以上に高かった”
  • 引き締め的な金融政策が役割を果たすのを忍耐強く待つ必要がある
  • 月次ベースのインフレ率は低い伸びに戻ると予想
  •  ⇔ 革新の度合いは以前ほど高くない
  • 現時点のデーターを踏まえると次の政策変更が利上げの可能性は低い

 

 

 

 米 生産者物価

4月 生産者物価指数 前年比

  • +2.2%(3月+1.8%)
  • 市場予想 +2.2%
 
前月比
  • +0.5%(3月ー0.1%)
  • 市場予想 +0.3
 

 

 ドイツ景況感

5月 ZEW景況感指数 前月比

  • 期待指数 47.1+4.2
  • 市場予想 46.0
バンバッハ所長
 ⇒ ユーロ圏全体と中国に対する見通し改善で景気回復の兆しが強まっている
 
 
 

 

荻原裕司 昨年的中確率 36.80% 

岡三証券NY

 

米消費動向はまだら模様

 ⇒ ホーム・デポ 既存店売上高市場予想下回る
  • 金利上昇による住宅市場の大幅な減少
  • 購入を先送りされている
自宅購入 年収が平均以上
  中・高所得者の消費意欲は衰えていない
 

⇒ ユナイテッド航空

  • 5月23日~28日の乗客数が前年比10%近く増加の見通し
  •  ⇒ 過去最高
  • 高所得者を中心に旅行需要を高めている
 ⇔ 低所得者の消費の落ち込み

 

 

消費者マインド トレードダウン

 ⇒ ファストフードで価格競争

 

 

 

 

 

 

大槻奈々  昨年的中確率 75% 

ピクテ・ジャパン

 

米 CPI

 ⇒ 高めの予想

  • 中小企業楽指数は厳しい
  •  ⇒ 銀行の貸し出し態度が厳しい
  • 個人の借り入れ延滞率 過去最大
  •  ⇒ 特に若年層はリーマンショック以降最大
 
日本 財政の脆弱性と市場との関係

 ⇒ 異次元緩和以降金利上昇最高レベル

  • 短期的に影響が出るものではない
 
 
  • 政府債務は格付けに反映されやすい
 

ドル建てでみた場合の国債利回り

  • 日本の国債も格付けに応じて利回りは高い
 
政府債務の膨張を止める条件
  1. プライマリーバランスの近影を図る ⇒ 税収ー国債費
  2. ドーマ条件を満たす ⇒ 調達金利を名目成長率より低く

① 過去40年赤字続き ⇒ 将来もっと悪化

② 2026年以降名目成長率を下回る

 

 

☆ 債券利回り上昇 円安進行注意

 

 

 

池田雄之助 昨年的中確率 62.5% 

野村証券

 

パウエル議長

 ⇒ 以前から変わらない

  • 物価上昇はポジティブ
  • ガソリン上昇はネガティブ
 

今日の予想レンジ

38100円~38900円

  • CPI発表前で方向感が定まりにくい
 
企業決算やや低調だが好材料も豊富

 ⇒ 日本株が低長な理由

  1. 円安による日銀の引き締め強化への警戒感
  2. 中国株・韓国株の注目度↑ 日本株↓
  3. 2024年度の会社計画が予想以上に保守的(経常利益2~3%の減益)
 
好材料は2024年度の会社計画
  1. 為替前提が145円前後と10円以上保守的
  2. 設備投資計画が前年比約1割増と積極的
  3. 自社株買い発表は過去最高レベル
  4. 中国景気に底入れサイン
 
 
  • 今年の自社株買いは市場最速ペース
  •  ⇒ 隠れた業績への自信
 
  • 素材価格が上昇している
  •  ⇒ 7月の三中全会で経済対策期待
☆ 日経平均夏場までに4万円回復するだろう
 
 
 
パウエル議長発言
 ⇒ 楽観的 ⇒ マーケット油断に注意
  • コアCPI 4月0.3%予想 ⇒0.4%になった場合
  •  ⇒ 株下落注意
  • 企業決算堅調 ⇒ 押し目買い 
☆ パウエル議長はCPIの数字を知っていての発言の可能性はある
 ⇒ CPIがとんでもない数字になっていないだろう
 
 
 
 
 

野地慎 昨年的中確率 80% 

SMBC日興証券

 

今日の予想レンジ

155.80円~156.80円

  • 本日 米国消費者物価指数が発表される
  • それまで様子見が続く
  • コアCPIが前月比+0.3%程度にならドルが売られるだろう
 

日銀政策の影響は小さい

 ⇒ 13日の国債買い入れオペの減少で日本の10年債も上昇している

 

 

  • 過去3年間 金利差1%で11円程度のドル円の変動が確認される
  • 日本の10年債利回りが0.5%上昇して5円の円高になる
  • 日銀が短期金利の引き上げに慎重
  • 国債買い入れ額を減らす程度では円高は生じがたい
  •  ⇒ ドル円は無反応
☆ ドル建ての日経平均の下げが目立つ
通貨安による利益の上振れの要素を排除して国としての力を見る
  • 円安による国内消費の減少
  • 日銀による長短金利引き上げが企業や家計のコストを高める

円安の修正は難しくなる

 ⇒ 米国10年債の金利低下を待つしかない

  • 日銀の政策だけでは円高方向には動きにくい

 

 

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本4月 訪日外国人客数
  • 日本決算 三菱UFJ 三井住友FG みずほG
  • 米 5月 NY連銀製造業景気指数
  • 米4月 消費者物価指数
  • 米4月 小売売上
 
 

 

誤字すみません!