きょうのマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 154.65 +0.26
金 2413.8 +15.8 +15.6 +98円
銀 29.128 +0.465 +0.443 +2.4円
白金 943.8 -10.7 -5.7 -20円
原油 82.22 +0.12 -1.33 -1160円
コーン 443.00 +6.75 +2.00 +170円
大豆 1165.75 +16.75 +8.75 +610円
米2年国債利回り 4.988%
米10年国債利回り 4.623%
SP500 4967.23-43.89
イールドスプレッド -0.22%
10年実質金利 2.21%
NYダウ 37986.40+211.00
VIX指数 18.71
イエレン財務長官
中国過剰生産
- 不当に安い中国製品が世界中の市場にあふれている
- アメリカ企業の経営を脅かす問題だ
⇒ ハント・トラン氏
- 中国は3年にわたる不動産市場の低迷を受け鉄鋼やセメントの需要が減少した
- これらの建設資材は過剰生産となっている
- 加えてEVや太陽光パネル 風力タービンなどの次世代技術も過剰生産となっている
- 過去10年にわたり中国政府が補助金をつぎ込んだためだ
- 中国の過剰生産は中国経済と不可分なので説得は難しい
- 中国の経済は政府主導だ
- 共産党が経済発展のためのに育成したい産業を決める
- そのセクターン9資源を集中投下する
- それは特定の産業に飛躍的な成長をもたらす
- ⇔ 過剰生産につながる
- アメリカや西側諸国は過剰生産を現実として受け止めるしかない
- 対抗策としては今のところ企業に制裁関税を課すのが限界だ
- そのため米中関係は今後も貿易摩擦が常態化する
谷栄一郎 昨年的中確率 50%
大和証券
中東情勢に揺れるマーケット
⇒ 期待していたより問題は大きい
- 原油価格上昇
- ⇒ 金利はインフレの上昇の影響がある
日銀 利上げ前倒し示唆は?
⇒ 現在は新たな枠組みをなじませる時期
- 連続的に利上げすることは考えられない
- 26年度に2%を見通せることを確信したからこそマイナス金利解除を行った
- 為替は織り込まれていない
- 円安とエネルギー価格の上昇がだダブルで圧力になる
- 日銀は好循環のために実質賃金がプラスになることを意識している
- インフレがより高くなると賃上げ効果が実質賃金のプラテンが遅れる
- 日銀としては追加利上げを4月にすることは慎重となるだろう
アメリカ金利を左右する原油価格
⇒ 原油はあらゆる製品に使われている
⇒ 電気代上昇 ⇒ インフレへの影響は大きい
原油価格が上がると金利はどれくらい上がるのか?
⇒ 原油価格1ドルの上昇に対して3.5bp上昇する
- 0.03%~0.04%程度上昇する
- 中東情勢の悪化で70ドルから88ドルまで上昇した
- ⇒ 米金利は0.5%上昇する関係性がある
- 金利上昇でもリスクオフになりにくい
- 金利上昇がリスクオフを招きやすい
悪性でも両性でもインフレに対してFRBに行動には必ず影響する
⇒ 利下げ先送り
- 景気悪影響
- ⇒ 米一人勝ちで先送りできる
- ⇒ アメリカ以外はドル高の高まり=新興国懸念
- 2007年 利下げしたいときに原油価格が上昇した
- ⇒ 利下げが遅れリーマンショックに入っていった
諸我晃 昨年的中確率 37.5%
あおぞら証券
中東情勢
⇒ 事前にイランへの攻撃は延期するとされていた
- 市場は油断していたが突発的な攻撃
- 株価急落 金利低下 円買い
- ⇒ 市場の短期的ポジションが株の買い金利上昇 円売りとなっている
- 金曜日はリスクオフでポジションを縮小する動きだった
今日の予想レンジ
154.00円~155.00円
- イスラエル イランの欧州に懸念
- ホルムズ海峡閉鎖となると景気にはかなりの悪影響となる
- ドル円は上値を責めずらい
日銀の国債買い入れ減額への期待
⇒ 今週 日銀の決定会合 ⇒ ドル円の上値抑制要因
- マイナス金利解除で円金利が上昇している
- 10年金利が昨年11月の水準を超えていない
- ⇔ 2年金利は2009年以来の水準まで上昇している
- 追加利上げへの期待が2年金利の上昇を後押ししている
- 10年金利のほうは国債の買い入れ額が変更されていない
- ⇒ 10年金利上昇を抑制
- 日銀は発行された国債の半分程度を保有している
- ⇒ 市場流動性の低下
- 今週の日銀会合では円安への対応もある
- 何らかの対応策が示される可能性がある
- 減額の実施はいつでもできる状況だ
- これまでとおおむね同程度の金額で長期国債の買い入れを継続する
- 【脚注】足元の長期国債の月間買い入れ額は6兆円程度
実際の買い入れ
- これまで同様 調節の現場において市場状況に応じて柔軟に決めていく必要がある
- 上下に多少のアローワンスを持って対応していく事が適当
1~2兆円の減額はいつでもできる
⇒ ドル円相場への影響
- アメリカ経済は堅調 ⇔ FRBは利下げバイアスを継続している
- 量的引締めの減速も継続している
- ⇒ 日本では追加利上げ期待
- ⇒ 国債買い入れ減額 ⇒ 円金利上昇圧力かかりやすい
明日の欧米 景況感の違いが大きく出てきそう
⇒ ユーロ圏のPMIは50を超えた 製造業は50割れ
⇒ アメリカは堅調
- ユーロ軟調
- ⇔ ユーロ圏は経常黒字が拡大している
- ⇒ 実需のユーロ買いが下支え
戸田浩二 昨年的中確率 71.4%
りそなアセットマネジメント
今日の予想レンジ
36900円~37500円
- 本格的軍事衝突懸念に注意
- 株価は即時に悪材料を織り込みパニックが起きた時が長期的な底値になっている
- 積立 配当投資など長期投資において狼狽売りの必要なし
”東証の要請”の効果はこれから
⇒ 期待できる材料
東証”資本コストや株価を意識した経営”
(りそなアセットマネジメント作成)
現状分析
⇒ 自社の資本コストや資本収益性を的確に把握
⇒ 市場評価に対し取締役会で現状を分析・評価
計画策定・開示
⇒ 改善に向けた方針や目標・計画期間
⇒ 具体的な取り組みを取締役会で検討・策定
⇒ 現状評価と合わせて投資家にわかりやすく開示
取り組みの実効
⇒ 計画に基づき資本コストや株価を意識した経営を推進
⇒ 開示をベースとして投資家との積極的な対話を実施
資本の有効活用・企業価値向上期待
- まだ半数以上の企業はPBR1倍割れだ
- ⇒ 企業価値向上は十分とは言えない
- 昨年度はまずは計画方針を開示したという段階
- 実際の企業の行動はこれから
- ⇒ 東証の要請の効果は始まったばかり
きょうの予定
- 中国 4月 最優遇貸出金利
誤字すみません!