10分でモーニングサテライト 2023年11月21日 | 10分でモーニングサテライト

10分でモーニングサテライト

市況予想
⇒ 各エコノミストの的中確立を公表する

 

 きょうのマーケット

銘柄  最新値 前日比 大引比 円換算
為替  148.33      -0.76
金  2000.8  -4.0  -1.6  -57円
銀  23.870 -0.331 -0.175 -1.4円
白金  926.7  +25.0  +17.4  +61円
原油  77.67  +1.63  +0.85 +430円
コーン487.50  +2.25  +1.50  -60円
大豆 1367.25 +27.00 +17.00 +550円

米2年国債利回り 4.919%

米10年国債利回り 4.427%

SP500 4547.38+33.36

イールドスプレッド 0.358%

10年実質金利  2.16%

NYダウ 35151.04+203.76

VIX指数 13.41-0.39

 

 

 米 景気先行指数

10月 景気先行指数 前月比

  • 103.9-0.8%
  • 市場予想 ー0.7
 
 

 

 イエレン財務長官

インフレ抑制かなりの進展

  • インフレ率が食品などの項目で依然高い水準
  • 重要な点は力強い経済と労働市場を維持しつつインフレ抑制が進展している事
 

 

 

 

 

佐野一彦 昨年的中確率 20% 

東海東京証券

 

アルゼンチン ドルを通貨に

  • 自国が景気悪化した時に金融政策をコントロールできない
  • アメリカにゆだねることになる
 
YCC柔軟化後の日本長期金利
アメリカはリセッションの公算が高い⇒アメリカ長期金利低下するだろう
日本はマイナス金利解除できない⇒日本の10年債1%超えず来年後半以降低下するだろう
 
日本 長期金利の行くへを探るポイント
  • 日銀が1.0%超えをどこまで許容するか
  • 米 長期金利
  • 日本の期待インフレ率
  • マイナス金利政策の解除
 
 
政治的圧力は?
利上げには政治的圧力が働く
  • 経済対策の効果を減殺する
  • 政治圧力よってYCCの修正ではなく柔軟化となった
 
 
 

西原里江 昨年的中確率 33.% 

JPモルガン・チェース

 

どうなる? 今週の米株

週明けサンクスギビング休暇で利益確定が出やすい

  • FOMC議事要旨
  • PMI⇒利上げ打ち止め観測に影響
  • クリスマス商戦
  • エヌビディア決算

 

 

今日の予想レンジ

33300円~33600円

  • 本日もレンジ圏

 

日本株を左右する海外投資家

  • 投資家の間で日本株の見方が異なっている
  • 海外投資家は売買高の6割、保有額の3割を占めている
  • ⇒日本株の方向性を決める
  • ヘッジファンド マクロファンドなどの短期投資家はマクロ情勢をもとに動いている
  • 弱含んでいる経済情勢を気にしている
 
⇔ リアルマネー

⇒中長期投資家は日本株をポジティブにみている

  • リアルマネーは年前半の日本株ラリーを逃している
  • 来年はアメリカの景気が減速して調整が入るとみと見ている
  • ⇔デフレ脱却などの構造変化ストーリーを持っている日本株への関心が強い
 
  • 4月から6月はリアルマネーが主導した
  • 10月以降は先物が主導している
⇔ 短期資金=アメリカの長期金利低下⇒日本株の下押し圧力
7-9月の日本のGDP 特に個人の消費が弱い⇒デフレ脱却の腰折れリスク
 
  • 海外投資家の先物買いが積み上がっている
  • 経済指標の悪化が続くと短期的な資金が売りに出る
  • ⇒短期的な調整リスク
 
リアルマネーは十分に日本株を買っていない アンダーウェイト
  • 今後 日本株を増やしたいと思っている
  • 年初来の積み上げられたポジションは現物で4兆円とまだ小規模
  • ⇒下落率も小さい
実質金賃金の上昇 個消費の改善が見通せばリアルマネーが本格投入するだろう
ココから来週 実質賃金や個人消費から目が離せない
 
 
日銀の企業行動アンケート
バブル崩壊後の設備投資彌価格賃金設定の方針についてアンケート
  • 物価があげられない⇒賃金などコストカット
  • 価格設定機能 ノウハウ失われた
 
 

横田裕矢 

三菱UFJ信託信託銀行

 

今日の予想レンジ

147.80円~149.20円

  • 円安に反転の基調
  • 本日も上値が重い
 

利上げ打ち止め後のアメリカの金利動向

市場は24年5月に利下げを織り込んでいる

 

  • 2000年以降 利上げ据え置き後 100日程度10年債金利は低下傾向にあった
  • 足元でも金利低下が加速している
⇔ドル安につながるとは言えない

 

 

 

2006年は利上げ打ち止めから約15か月で利下げとなった

  • 予想通り24年5月に利下げなら利上げ打ち止めから10か月に達する
  • 早期の利下げは修正を迫られた⇒金利再上昇
  • 24年5月が初回利下げなら現在は半年前になる
 
米 初回利下げ”半年前”の経済指標

2007年9月 初回利下げ時

  • 据え置き期間 15か月
  • コアCPI 2.5%
  • 失業率 4.4%
  • 新規失業保険申請者数 30.7万人

 

2024年5月 初回利下げとする

  • 据え置き期間 10か月
  • コアCPI 4.0%
  • 失業率 3.9%
  • 新規失業保険申請者数 23.1万人

☆ 足元の労働市場はまだ強い

  • FRBは高い金利を長く続けるだろう
 12月以降 ドル円は再び150円を目指す

 

 

 

 

 

 きょうの予定

  • 日本 20年物利付国債の入札
  • 豪中銀 議事要旨
  • 米 10月 FOMC議事要旨
  • 米 決算 エヌビディア ベスト・バイ コールズ
 
 
誤字すみません!