きょうのマーケット
銘柄 最新値 前日比 大引比 円換算
為替 131.20 +2.58
金 1876.6 -54.2 -52.6 -62円
銀 22.405 -1.210 -1.150 -2.9円
白金 980.3 -52.3 -57.3 -156円
原油 73.39 -2.49 -2.36 -720円
コーン 677.50 +2.25 +4.00 +890円
大豆 1532.00 -2.25 +5.25 +1700円
米2年国債利回り 4.287%
米10年国債利回り 3.652%
SP500 4136.48
イールド・スプレッド 1.747%
10年実質金利 1.30%
NYダウ 33926.01
VIX指数 18.33-0.40
次期日銀総裁
雨宮氏の打診
正副総裁人事事案
- 今月中に国会提出へ
中空麻奈
BNPパリバ証券
人事と金融政策
- 外国人レポートで久々に日本が注目された
- 本命中の本命でサプライズではない
子ども政策どうあるべきか?
令和5年度予算のポイント
- 規模 =過去最大 114.3兆円
- 使い道 =子育て 防衛 GX
少子高齢化の問題点
- 人口が多いとソブリンリスクは改善する
- 人口が多いと経済成長する
- 先進国でも人口増加とGDPは相関している
- このまま人口が減少していくと日本は経済成長できない
- 人口維持は非常に大切である
- 中国の人口問題はとりだたされるがしっかり増加している
- 欧米では移民が入ってきている⇒人口そのものは確保している
- 日本はじわじわ減少している
出生率
- 現状の1.3は維持したい
- 1.3を維持しても生産年齢人口が減少する
- このまま1.3で行くと2050年には1億人を割れる
子ども政策
出生率を高めるために必要な”4つの政策”
- メリハリをつけた経済支援
- 柔軟な育児休業制度
- 教育改革・価値観の多様化
- 住居費も負担軽減
クレジット・スプレッド
悪化のシグナルを見逃さない
- これから金利が上がっていく
- ポイントは景気がどうなるか
- アメリカについては景気の悪化がどこで出てくるか
- 賃金がどれぐらい落ちてくるか
- ⇒クレジット・スプレッドが悪化する(ワイド化)
注目点
- 金利に目を奪われてファンダメンタルズの悪化を見逃してはいけない
- 景気が悪くなってくると貸出債権が悪化してくる
☆
アメリカは雇用に注目
欧州は3月から(社債買い入れ⇒売)を金融政策の一環でやる
=テクニカルのスプレッドをワイド化する
井出慎吾
ニッセイ基礎研究所
人事と金融政策
- 雨宮人事はマーケットにとってポジティブ
- 一番ハト派だ
- 黒田総裁によるサプライスはないと思うがわからない
今日の予想レンジ
27500~27800円
- 円安が日経平均の支えになっている
- 日銀の総裁人事で不透明感がやや和らぐ
- 先週までの上昇で高値警戒感がある
- 反落に注意
タイミング投資に注意
- 昨年は2万6000円から2万9000円のレンジだった
- 今年も同じような展開を予想している
- 年末は今と同じぐらいとみている
- ⇒インデックスファンドを年末までもっていても全く儲からない
年内利益にはアクティブ運用が必要になる
⇒タイミング戦略⇒レバレッジ型ETF(運用が2倍の設定)
- 塩漬けにはに向いていない
- 海外のレバレッジ型も同じ
- 下落時には2倍以上下落している
- 上昇時には2倍以下しか上がらない
☆ レバレッジ型は短期売買には向いてるが長期で保有すべきではない
PBR改善
要請に注意
- 東証がPBR1倍割れ企業に改善を求める
- これ自体は非常に好ましい
- ⇔どうやってPBRを改善させるか
日本 はほとんどの企業が1倍を割れている
- 世界的にも珍しい
- 自己資本の適正水準を適正化(減少させる)
- 時価総額=収益性⇒改善
ご用心
- アベノミクス初期にROE改善が叫ばれた
- リキャップCBが人気になった
- 企業が転換社債を発行して自社株買いをする
- ROEもPBRも改善する
- ⇔不当に高いコストを払わせられる
- 2017年に東証が注意喚起⇒リキャップCBは下火
- 今回も似たようなことが起きないか
- いろんな金融商品で改善可能
リキャップCBはクレジット的にも株価についても最悪だ
米雇用統計
1月比雇用部門雇用者数(前月比)
- +51万7000人
- 市場予想 +18万5000人
- 1月失業率 3.4%-0,1ポイント
- 1969年5月以来53年8か月ぶりの低い水準
- 平均時給 33.0ドル
1月 サービス業景況感指数(前月比)
- 55.2+6.0
- 市場予想 50.4
- 新規受注 +15.2
- 事業活動・生産 +6.9
- 新規輸出受注 +11.3
FTSE100指数
3日の終値
- 7901.80ポイント
- 2018年5月につけた最高値を更新
- インフレの鈍化や一連の利上げ終了が近いとの観測
- 米雇用統計を受けたポンド安が輸出企業にプラス
ラッセル
元国務長官東アジア担当
米中関係
- 相対的には確かに米中の雰囲気は改善されている
- ただ非常に厳しく実際には危険な状況が多く生じている
中国の台湾戦略
- 中国が好む戦略は戦わずして勝つため圧力をかけて台湾統一を達成すること
- 中国は台湾を孤立させ経済や政治体制を弱体させようとしている
- 抵抗しても無駄だと思わせるような戦術を多く用いる
マッカーシー台湾訪問
- その答えは”ノー”だ
- 中国軍はペロシ氏の訪問を利用して軍事的圧力を強化したようだ
- 来椀に対する軍事的圧力をエスカレートさせる口実を持っている
- アメリカの政治的な理由というのは言い訳にならない
- マッカーシーの訪問は中国軍が次の段階へ進む口実やアリバイを作ることになる
- 台湾の訪問を強化し強靭性を高めるため議会ができることはたくさんある
- しかし議長の訪問でそれができない
鈴木恭輔
両備システム
今週の予想レンジ
131.00~134.70円
- これまでのドル円の修正が入る局面だ
- ドル円は年初来高値を視野に入れた底堅い展開になりそう
- 欧州圏の景気に対する悲観的な見方の修正である
- 昨年の秋口以降、欧州圏では記録的な暖冬 だった
- エネルギー危機への後退、中国の経済活動再開が重なった
iTrexx Cross Over = 信用力が低いスプレッド
(悲観的な見方に対して神経質な動きをする指数)
- 過去1年間にわたって非常に強く相関している
- ユーロドルは悲観的な見方に左右されやすいという整理ができる
直近1年間のすべての営業日のユーロドルと信用力が低い企業のスプレッド
- 全体的に強い逆相関となっている
- スプレッドの縮小と共にユーロが上昇している
- 23年2月2日⇔過去10年間の平均水準
- この水準まで縮小が進むならユーロドルは1.13ドルまで上昇するだろう
悲観的な流れは続くか?
- しばらく続くだろう
- ⇔欧州圏のエネルギー問題は今年の秋冬に注意を払う必要がある
- ⇔悲観的見方に回帰してしまう可能性に注意
- ユーロには買いがたまっており警戒が必要
☆ しばらくは1.13ドルまでの可能性があるがその後は反転に注意
きょうの予定
- ユーロ圏 22年12月 小売売上高
- 日本 決算 住友商事 日清食品HD エーザイ
モーサテ・サーベイ
日経平均株価
- 先週終値 27509
- 予想中央値 27600円
- 壁谷洋和 27400円
- 大川智宏 27100円
ドル円
- 先週終値 131.18円
- 予想中央値 131.50円
- 山本雅文 132.00円
新総裁の下で金融政策
- 緩和の修正化加速する 11%
- 徐々に緩和の修正が進む 53%
- しばらく現状維持 28%
- 景気動向次第では緩和拡大 3%
- わからない 6%
誤字すみません!